デジタルゲージ よくあるご質問
■本体固定時の取り付け公差
固定する治具は剛性のある治具を使用し、リニアゲージ本体を直角に取り付けてください。
取り付け角度の推奨値は、0.15 度(直角度 260 μm/100 mm)以下になります。
リニアゲージ本体が斜めに取り付けられていると、スピンドルへ横方向の力が掛かり故障の原因となります。
また、固定する治具の形状はL字型にしてください。リニアゲージ本体が直角に取り付け易くなります。
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■本体固定時の締め付けトルク値
リニアゲージ本体固定におけるねじの締め付けトルク推奨値は下記表の値になります。
締め付け後、必ずスピンドルの動きを確認してください。動きが悪い場合、締め過ぎていますので緩めてください。 但し、緩めすぎますと本体の固定が不安定になり正確な測定ができなくなります。固定後のスピンドルの動きにご注意ください。 必要に応じて、ねじロック剤を併用してください。
ねじ(おねじ) | 固定治具(めねじ) | M3締め付けトルク推奨値 | M4締め付けトルク推奨値 |
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鉄 | 鉄 | 0.7 N・m | 1.4 N・m |
鉄 | アルミ | 0.52 N・m | 0.84 N・m |
■ステム取付部の締付けトルク値
締付け後、必ずスピンドルの動きをご確認ください。動きが悪い場合、締め過ぎていますので緩めてください。但し、緩めすぎますとステムの固定が不安定になり正確な測定ができなくなります。固定後のスピンドルの動きにご注意ください。
型名 | 締め付けトルク |
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GS-102/251/251W/503 GS-1500A/1600A/4500/4600/6500/6600シリーズ |
0.4 N・m |
GS-7000シリーズ、BSシリーズ | 0.5 N・m |
GS-1700/1800/3800/4700/4800/6700/6800 | 0.5 N・m |