この測定機能は、電源をonにしたときのスピンドルの位置をゼロ点として、電源をoffするまでは常にその位置をゼロとして測定しています。

通常測定機能のどの表示からでも、スイッチ切替えでこの値をみることが出来ます。（電源をoffにするとアブソリュート測定機能の測定値もリセットされます。）

通常測定機能で任意の位置でリセットを行っても、アブソリュート測定のゼロ点には影響しません。

相対値と絶対値の両方を読み取る場合などに有効です。

 

(1)測定方法

電源on時は通常測定機能の表示です。

 

(2)復帰方法

通常測定機能への復帰はRESETスイッチを押してください。アブソリュート測定機能へ切り替えたときのモードに戻ります。

 

(3)アブソリュート測定中のスイッチ操作

RESET：

○通常測定機能へ復帰します。

POWER：

電源をoffします。アブソリュート測定機能でのゼロリセットは、POWERスイッチのoff/onをし直してください。

＋／−：

ディレクションスイッチは、アブソリュート測定機能では、無効です。計数方向は▲マーク固定ですので通常測定機能とは逆になる場合もあります。