デジタルゲージ よくあるご質問
端子台から入力される信号のタイミングチャートを説明します。
無電圧リレー接点、オープンコレクタ信号で入力できます。シーケンサーとの接続では、BCDコネクターから入力するより、端子台からの入力をおすすめします。
BCDコネクターから入力する信号の場合は端子台の場合より応答が早くなります。その分ノイズに対する注意が必要です。詳細は取説をご参照ください。
■端子台入力回路とシーケンサ接続 例
■端子台 HOLD、RESET、GATEの入力回路
<1> ホールド入力、BUSY入力とプリントコマンド出力のタイミングチャート
シーケンサー等にデータを取り込むときには、ホールド信号を掛けてBCD信号が安定した状態で取り込んでください。ホールドを掛けないで取り込む場合、BCDデータが変わるタイミングで取り込むと正しくデータを読めないことがありますので注意してください。
T1
ホールド信号が入力されてから表示値およびBCD出力データがホールドされるまでの時間で最大4msです。
T2
表示値およびBCD出力データがホールドされてからプリントコマンド信号が出力されるまでの時間で、最大10μsです。
T3
プリントコマンド信号のパルス幅で、100~150μsです。
T4
ホールド信号が解除されてからホールド状態が解除されるまでの時間で、最大150msです。
T5
ホールド信号を解除してから、再び入力するまでの時間で最小160msです。これよりも短い間隔でホールド信号を入力すると、プリントコマンド信号が出力されない場合があります。
<2> リセット信号のタイミングチャート
リセット入力信号のパルス幅は、最小4ms以上必要です。リセット信号を入力してからリセット状態になるまでの時間は、最大4msです。またリセット信号を解除してからリセット状態が解除されるまでの時間は、最大150msです。
<3> コンパレーターゲート入力信号のタイミングチャート
強制的に合否判定出力をoff にするときに使用します。コンパレーターゲート信号のパルス幅は、最小4ms以上必要です。コンパレーターゲート信号を入力してから機能が動作するまでの時間は、最大4msです。またコンパレーターゲート信号を解除してから機能が解除されるまでの時間は、最大150msです。