DG-1270  測定手順

測定手順を説明します。

 

<ご注意ください>

デジタルゲージカウンタDG-1270の電源は、カウンタやセンサーなど周辺機器を接続後ONしてください。

  • デジタルゲージカウンタDG-1270はインクリメントタイプのゲージカウンタです。そのため、一度電源を切ると測定したデータ(ピークホールドメモリ値を含む)はゼロにリセットされます。
  • 電源をONした後は、測定前に必ず原点設定またはPRESET設定を再度設定してください。

 

(1) 測定の準備をする

・   デジタルゲージカウンタDG-1270の電源をOFFします。
・   当社指定のカウンタ、センサーなど周辺機器を接続します。
・   ビットスイッチ(SW-1/2)を用途や目的に応じて設定します。

    なお、詳細については『ビットスイッチの設定 』をご覧ください。

 

(2) 測定条件を設定する

・   デジタルゲージカウンタDG-1270の電源をONします。
・   次に、用途や目的に応じてMODE-1、2およびコンパレーターやプレセットなど各機能を任意に設定します。

なお、詳細については『設定および機能一覧』をご覧ください。

 

(3) 測定を開始する

3.2    エラーメッセージと対処方法

エラーが発生すると、数値表示部にエラーメッセージが表示出力されます。次の表を参考に、エラーの対処をしてください。なお、[RESET]スイッチを押すと、数値表示部のエラー表示は正常な表示に復帰します。

 

表示 意味 原因および対処方法
ERR3 カウント値オーバー PRESET値が大き過ぎるときに発生するエラーです。
サイド、PESET値を適正な範囲内で設定し直してください

ERR0A/
ERR0B

Ach/Bchセンサーエラー センサーのスピンドルを規定の速度以上のスピードで動作させたか、またはセンサーのスピンドルに衝撃が加わった場合に発生するエラーです。センサーの状態および動作を確認ください。
ERR1 RS-232C通信エラー RS-232Cインターフェースに通信上の問題やパリティーエラー等があるときに発生するエラーです。
RS-232Cインターフェースの通信状態および通信条件を確認してください。
ERR2 RS-232Cコマンドエラー PCより本器へ登録以外のコマンドを送信したときに発生するエラーです。
ERR4 キープロテクトエラー ・コンパレート機能が起動しているときには、モード1、モード2、PRESET機能を操作することはできません。
キースイッチはプロテクトされ、RS-232C通信では"ERR4"のメッセージが返信されます。

・SW-1(8ビットスイッチ)のNo.6をonし、キープロテクト機能を起動した場合、モード1、モード2PRESET、コンパレート機能は操作をすることができません。
キースイッチはプロテクトされ、RS-232C通信では"ERR4"のメッセージが返信されます。


 



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