FFTアナライザとはどのような計測器ですか?

FFTアナライザとは、FFT技術を利用した低周波帯域のディジタル周波数分析を主な目的とした電気計測器で、広い意味でスペクトラムアナライザ(スペクトル分析器)の1種です。(注意:アナライザをつけると“スペクトラム”が一般的なので、ここではこのように記述します。)

時間軸信号を周波数スペクトルに変換する意味でのスペクトラムアナライザは、大きく以下の2つに分かれます。

  • スーパーヘテロダイン方式を使った高周波帯域用のスペクトラムアナライザ(俗に“スペアナ”と呼ばれる計測器)

  • FFT 技術を利用した低周波帯域用の FFTアナライザ(本FAQで説明する計測器)

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    [1] は入力信号とミックスするローカル発振器の周波数をスイープして周波数スペクトルを求めるのに対して、[2] は A/D 変換器によりディジタルデータにした時間軸データを同時にある周波数帯域のスペクトル値に変換します。最近では、FFT 技術を利用した[1]の高周波用スペクトラムアナライザも発売されています。

     

    最近の FFTアナライザは、単に周波数分析機能だけでなく、時間軸領域、振幅軸領域での解析機能も有し、低周波信号用の総合的なディジタル信号処理計測器としての性格を持っています。その他に、音響振動データを分析する用途としての低周波帯域のスペクトル分析器として、1/N オクターブ分析器があります。

     



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