演算式を使用し演算表示させます。対象物の騒音を上下左右の4箇所で4ch同時測定した場合の平均パワースペクトルは次の演算式で計算できます。

 

 

PWR1、PWR2、PWR3、PER4は、ch1、ch2、ch3、ch4 の各パワースペクトルを意味しています。

 

ファイルに保存されたパワースペクトルの場合には、データを画面に呼びだしてから演算させます。演算式は演算式設定画面の入力データ部から画面データ の登録名をクリックするか、或いはキーボードから入力します。画面データは、例えば、8画面表示では上左からDISP1～DISP4、下左からDISP5～DISP8に対応します。演算式は画面データ表示位置で指定します。

 

ここでは、保存データを画面1から画面4に呼び出し、演算結果を画面5に表示した例を示します。

 

 

■測定例

 

「データ表示 → レイアウト設定」ページで8画面表示にします。

「ファイル → データを開く」ページで 画面1 ～ 画面4に保存したパワースペクトルを表示します。

画面5のフレームをクリックしアクティブ（データ文字が青字に変わる）にします。

「解析 → 演算式設定」ページを開き、DISP5に次の演算式を作成し「演算」にチェックをいれOKボタンをクリックすると、演算が実行され結果が 画面5に表示されます。

 

 

A ～ D：画面1 ～ 画面4のパワースペクトル

 

演算式設定画面

 

 

 

演算結果表示