DS-0223リアルタイムオクターブソフトでORFデータの解析の際、解析の初めに一瞬レベルが大きくなり平均化のときに問題となるが、この問題の解消方法は

ORFファイルのデータの先頭からの解析開始や、途中からの解析開始では、オクターブフィルタにいきなりデータが取り込まれることになり、インパルス的なデータが入力されたようになってしまいます。このとき、各周波数データは、本来より大きな音圧レベルになります。オンラインでは、常時フィルタリングしているので、この問題は発生しません。 特に非常に小さい騒音レベルの測定で、かつ平均処理でMAXを求めているときには、初めの音圧レベルが一番大きいことになり、本来のMAX値が求められません。


■対応方法

 

オフライン処理 ON・OFF ボタン が OFF のときに、平均開始ボタン をクリックすると自動的にオフライン処理 ON・OFF ボタンが ON になり、解析を開始します。 ただし、これだと、フィルタの影響が入ってしまいます。 そこで、はじめに、オフライン処理 ON・OFF ボタンを OFF から ON にしてから、少し時間を遅らせて、 をクリックして解析を開始させます。こうすると、立ち上がりの影響が収まってからの平均処理が可能になります。遅らせる時間(操作の時間ではなく、データの解析位置の時間)は、時定数が 10 ms なら 0.5 秒あれば十分です。ビューワー画面で、解析位置カーソルを見ながら、1 秒経過したら をクリックしてください。時定数によって、遅らせる時間を変更してください。

 

 

 


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