DS-0221と騒音計との簡易校正方法

騒音計の AC out 端子を使って騒音解析を行う場合、騒音計の dB 値と同じ単位で読めるように単位校正を行います。ここでは、騒音計から出力されるCAL信号「1 kHz、84 dB」を使用し、騒音計のレンジを 90 dB レンジに設定した場合を例に、簡易校正の方法を説明します。正しくは音響校正器で校正してください。

■操作手順


A. 騒音計の操作

騒音計のアナログ出力信号を DS-0221 に入力し、騒音計を測定したいレベルレンジ(ここでは 90 dB レンジを選択)に設定します。

 

騒音計の周波数重み付け特性をC特性に設定します。

 

騒音計のCALボタンを押します。騒音計から内部校正信号が出力されます。一般的に騒音計の CAL 信号は、周波数 1 kHz で、設定レベルレンジの上限値から −6 dBの信号が出力されその dB 値が表示されます。ここでは騒音計のレベルレンジを 90 dB に設定していますので、その −6 dB である 84 dB と表示されます。

 

B. DS-0221 の操作

「START」をクリック測定状態にします。

周波数レンジ(20 kHz)、電圧レンジ(1 Vr)に設定します。騒音計 CAL 信号のスペクトル(1 kHz)が測定表示されます。

 

単位校正

[入力]→[単位校正]を選択し、単位校正ダイアログを開き、「校正」にチェックを入れます。

 

 

ダイアログのタブ「EU/S.P」をクリックし「EU/S.P」ダイアログを開きます。

 

-1. ウインドウ内のカーソルを X 軸 OVERALL にあわせます。

 

-2. 「84」dB とキーインし「設定」ボタンをクリックします。Overall
が 84 dB になるように校正を行います。

 

 

-3. 「X:OverAll Y:84dBVr」に変わったことを確認します。

 

-4. 「OK」をクリックし、ダイアログを閉じ確定します。

 

 

測定画面で、カーソルを Search に設定して Overall にあわせ、「X:Overall、Y:84.0dB」になっていることを確認し、校正は終了です。

 

 

[入力]→[単位校正]より「単位校正」ダイアログを開きます。

 

-1. 「物理値 4.358E+004 EU/V」と自動で補正値が計算され入力されて
います。

 

-2. 「単位名:SPL(Sound Pressure Level)などと単位名を入力します。

 

 

備考

単位校正後、騒音計のレンジを 90 dB から 80 dB に変更した場合、3-ⅳ-2の「単位校正」ダイアログの「オフセット:-10 dB」と設定することで簡易的に補正を行うことが可能です。しかし次回の測定でこの設定が入ったままであることを忘れてしまうことがあるので、騒音計のレンジ変更後は再度校正を行うことをお勧めします。

騒音計の「CAL」ボタンを押し、測定状態にもどします。

 

騒音計の周波数特性(A、C、FLAT)、時間重み特性(FAST、SLOW)を設定します。
騒音計の AC out は一般的に周波数特性補正ががかかった信号が出力されますのでご注意ください。

 

DS-0221 で騒音解析を行います。

 

備考

DS-0221 の FFT 解析は騒音計の信号処理と異なりますので、変化の大きい騒音解析の場合は騒音計の表示値と FFT の OverAll 値とは一致しません。

 


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