メールマガジンバックナンバー
>48号 2005年9月26日発行
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ONOSOKKI -- info channel 第48号
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********************9月のコンテンツ ******************************
▼お知らせ
○“アプリケーションe-見積”第2回目「デジタルゲージ関連」編
○ユーザ様事例紹介掲載開始
▼製品 サービス
○HT-5500 接触・非接触両用式デジタルハンドタコメータ【新製品】
▼TS-2700/3200デジタルトルク計用ユーティリティソフト2種
○TS-2700デジタルトルク計用簡易モニタプログラム
○TS-3200デジタルトルク計用簡易モニタプログラム
▼DXF/PDF外観図サービスページ
○HT-5500 接触・非接触両用式デジタルハンドタコメータ【新製品】
▼振動レベル計関連FAQ
○VR-6100のデータをDPU414プリンターで印字した例
▼新着カタログ・資料
○音響・振動アプリケーションカタログ(改訂)
○グラフ作成ツール O-Chart(改訂)
○トルクステーション Pro TS-7700システム(改訂)
○ローラーエンコーダー MP/RPシリーズ(改訂)
○非接触厚さ計 CL-2400/6200(改訂)
▼計測コラム
○振動解析 -21 「振動絶縁-3」
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(お願い:リンクURLが複数行に渡る場合には繋げてください)
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◆◇◆お知らせ◆◇◆
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■アプリケーションe-見積 第2回目「デジタルゲージ関連」編
アプリケーションe-見積の第2回目は「デジタルゲージ関連機器」編
です。最良の計測結果データを得るためには、計測対象や用途に合わせ
て適切な検出方法と表示器の選択が必要です。
このアプリケーションe-見積では、計測の対象や使い方用途・目的に
合わせて必要とされる様々な情報を整理し、最適な検出器と表示器の
組合せシステム構成をアプリケーションとして分かり易く皆様にご提
案するとともに、そのアプリケーションを構成する機器の概算見積を
簡単にとることができるように構成されています。
なお、ご質問やご依頼等ございましたら各ページ下段のフィード
バックフォームやフリーダイヤルによりお気軽に声をおかけください。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/estimate/index2.htm
■ユーザ様事例紹介掲載開始
当社製品をご活用頂き様々なソリューションの解決を図っておられる
ユーザー様の事例をご紹介します。 ユーザの皆様がどのような目標を
掲げ、如何なる研究をなされているのか、そこで当社製品がとのよう
に役立っているのか等をユーザ様の視点からお話しして頂いています。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/user/index.html
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◆◇◆製品 サービス◆◇◆
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■HT-5500 接触・非接触両用式デジタルハンドタコメータ【新製品】
洗練ボディに機能をフル装備、接触式・非接触式両用の使い易く、
高性能な先進ハンディタイプのタコメータ 。 測定項目は、回転数
(r/min・r/s)、積算回転数(カウント)、周速度(m/min ・接触・
非接触)(mm/s・接触式)、周期(ms)と多項目。アナログ出力 と
パルス出力の両出力を標準装備、アナログ出力はデータレコーダー等で
の記録用に、パルス出力はFFTアナライザーのトラッキング解析用信号
としてお使いいただけます。
低速回転(6.0 r/min) ~ 高速回転(99,999 r/min)まで測定可能な
ワイドレンジ高機能ハンドタコメータの登場です。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/tach/ht5500.html
<プレスリリース>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/press/press.htm
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◆◇◆TS-2700/3200デジタルトルク計用ユーティリティソフト◆◇◆
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■TS-2700デジタルトルク計用簡易モニタプログラム
■TS-3200デジタルトルク計用簡易モニタプログラム
TS-2700またはTS-3200とパソコンとの間でRS-232Cインタフェースを使用
してデータ通信を行い、取り込んだデータをExcel上に表示する簡易モニ
タプログラムです。Excel VBAして作成したマクロプログラムで、特別な
ソフトを必要とせず、Excelのみで測定データを記録することが出来ます。
(RS232Cインタフェース:TS2700は標準装備、TS3200はオプションです)
https://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/freeprogram/download_top.htm
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◆◇◆DXF/PDF外観図サービスページ◆◇◆
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製品外観図を追加 <回転関連製品>
○HT-5500 接触・非接触両用式デジタルハンドタコメータ【新製品】
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/outerview/tach.htm
<外観図トップページ>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/outerview/overallview.htm
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◆◇◆振動レベル計関連FAQ◆◇◆
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○VR-6100のデータをDPU414プリンターで印字した例
振動レベル計VR-6100 の測定データを別売のプリンタDPU-414を使用して
記録する方法を解説します。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/vr/vrfaq.htm
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◆◇◆新着カタログ・資料◆◇◆
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今月のPDFカタログは改訂5種
<音響振動関連>
○音響・振動アプリケーションカタログ(改訂)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html#sv
<ソフトウェア関連>
○グラフ作成ツール O-Chart(改訂)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html#soft
<トルク計測関連>
○トルクステーション Pro TS-7700システム(改訂)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html#torque
<回転速度関連>
○ローラーエンコーダー MP/RPシリーズ(改訂)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html#sougou
<寸法変位関連>
○非接触厚さ計 CL-2400/6200(改訂)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html#1
<PDFカタログ トップページ>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html
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◆◇◆計測コラム◆◇◆
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振動解析-21 「振動絶縁-3」
モーターやポンプなどの据付に防振対策として防振ゴムが良く使われて
います。回転体は回っていると遠心力(向心力)が発生します。アンバ
ランスがあるとアンバランスに起因する変動力が生じ、振動を起こす原
因となります。振動を抑えるため回転体のバランスをとることが行われ
ますが、自動車のタイヤ交換ではバランス調整がされているのはこのた
めです。ではどのような大きさの力となるのでしょうか。
昔物理で習ったことを思い出してみましょう。
物体に糸を付けて回すと、遠心力と向心力が釣り合って、物体は一定の
速度で円運動を描きます。遠心力は円周と垂直の外側の方向に働き向心
力はその反対の円の中心方向、そして物の速度は円周方向となります。
速度vは半径をr、角速度をωとすると
v=rω ・・・ (1)
加速度aは力と同じ方向で速度とは垂直の方向となり、
a=rω^2 ・・・ (2)
力Fは、物体の質量をmとすると
F=ma=mrω^2 ・・・(3)
この円運動が垂直の面とすると、垂直の軸に投影された力が上下に働く
こととなり、力Fは初期位相を無視すると
P=ma=mrω^2sinωt ・・・(4)
としてあらわされます。
モーターの毎分回転数をRとすると、周波数f、ωの関係は
f=R/60 、 ω=2πf ・・・(5)
として求めることができます。
物体をアンバランスの質量と質点と考えることができます。
バランスが悪いと回転数が高くなるほどこの力は大きくなりそのため
振動が大きくなります。軸をカップリングするとき芯出しを行うなどは、
この理由として実感できることでしょう。
(4)式を良く見るとmrがありますがこれはトルクになります。複雑な機
械になると、色々な軸が組合わさっていますからそれぞれの軸のアンバ
ランスを小さくすると振動発生を抑える一助となり、また余分なトルク
を省き効率がよくなることがわかります。
さてFFTアナライザーでモーターの台の振動加速度の分析を行うと、
回転数Rに起因する振動加速度は(5)式で求まる周波数fの加速度成分とし
て測定できます。それぞれの軸の回転数に注目して分析するとどこの軸
による振動か振動源の調査の手がかりとなります。
<例題1>
バネkで支持された台にモーターを取り付けると、静的たわみが10cmで
あった。モーターにアンバランスの力があり、この力を1/35以下にする
にはモーターの回転数を毎分何回転で運転したらよいか。
前号の(5)式
固有周波数fo=5/√δ、 δ=静たわみ(cm)
より
fo=5/√10=1.58 (Hz)
前号の(6)式
伝達率τ=|1÷{1-(ω/ωo)^2}|
より
τ=1/35=1/{f/fo)^2-1} 但しf>fo
よって
f=9.48Hz
毎分回転数に直すと
R=9.48×60=568.8 (r/min)
モーターの回転数を569r/minで運転することになります。
<例題2>
振動ふるい台をアンバランス方式の加振機で加振する。
加振機の回転数750r/min、回転体の総質量1トン、偏心量50mmの時の起
振力はどれくらいか
(5)式より
f=750÷60=12.5 Hz
(3)式より
P=mrω^2=1000×0.05×(2π×12.5)^2=約308×10^3 (N)
約308kNの起振力が発生します。
参考文献:実用機械振動学 国枝正春著 理工学社
<バックナンバー>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/eMM_back/backcontents.htm
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編集後記
最近は変った人がいますね。ものの固有周波数測定をするとき打撃試験
を行ないますが、物の代わりに世の中をたたいた人がいました。ハンマ
ーは民意を問うでした。たたいた結果は、ものすごい共振特性を示し、
共鳴状態と言ってよいほどです。この固有周波数を郵政民営化と言うそ
うで、試験目的は小さな政府、自民党ぶっ壊し改革とのこと。素材に刺客
を混ぜ合わせ、その効果が予想以上の結果となって驚いたとの弁。
これに続いてもう1つの打撃試験が行なわれました。こちらはなだらかな
山2つ、共振とは逆の反共振点が現れました。測定対象は民主党。
先の打撃試験は小泉劇場と名づけられましたが、どちらもこの結果をど
のように活用するか今後が注目されます。
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発行(株)小野測器 http://www.onosokki.co.jp/
お客様相談室 mailto: csonosokki.co.jp
編集責任者 野田 幸治
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