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計測現場のフィールドを広げるポータブル４chFFTアナライザを発表

　回転機械やエンジンの動特性を評価するトラッキング解析や周波数応答関数計測などにおいて、2チャンネル以上の多点計測のニーズが非常に高くなってきております。また、こうした計測は主に現場主体で行われるため、現場計測で作業者が持ち歩く計測機器として、より小型･軽量で優れた携帯性が要求されています。

　今回開発したポータブル4chFFTアナライザCF-3400は、小型（400（W）x270（D）x115（H）mm）で、約6.5kgという汎用4chFFTアナライザとしての軽量化を実現するとともに、AC･バッテリ両電源駆動、センサアンプ･サーマルプリンタの内蔵等、必要とする機能をアタッシュケース型筐体に一体化することで現場への出張や現場内での計測･解析作業を快適に･効率的に行うことを可能としました。
今までに培われたFFTアナライザのノウハウを十分に生かし、操作性にも新たな工夫を取り入れるとともに、PCMCIAインタフェースの内蔵によりWindows95ベースの様々なアプリケーションへの対応も可能です。

　CF-3400は、用途に合わせた幅広い機能と多彩な表現力により、制約の多い現場での計測・解析を高精度なパフォーマンスで支える新世代アナライザです。

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