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検出・計測・判断

高機能型振動コンパレータ VC-3200



  • 平均データで判定
    パワー平均判定
  • ISO 2954:対応フィルタ
    回転及び往復運動機械の機械振動計測に対応
  • 設定エラーを防止
    セットアップが簡単な TEDS* 校正
  • バーインジケータの視認性を向上
    リニア/対数切替バーインジケータ
  • センサ装着時等の衝撃音から耳を保護
    ヘッドホン音量 MUTE 機能

 

高機能型振動コンパレータ<振動みはり番> VC-3200 は、稼働中の機械設備へ設置した加速度検出器からの信号を入力し、振動値を計測、機械の異常判断(判定)が可能な高性能信号処理器です。

 機械設備の保全分野においては、振動を監視することで異常を早期に発見し、機械設備の破損を防ぐ設備監視が行われています。機械設備にアンバランスや軸受の摩耗、歯車の傷などの異常が発生すると、それぞれ特徴的な周波数帯域で振動を発生します。異常原因をより忠実に捉えるために、標準搭載のフィルタに加えてさらに周波数帯域を限定して検出するためのフィルタをオプションで御用意しています。

 製品の製造工程においては、製品が発する振動を監視することで不良品を摘出する製品検査が行われています。検査に必要となる判定値は、FFTアナライザのパワー平均機能を用いて正常および異常振動を解析(特徴抽出)し、決定することがあります。解析で得られた振動値は、VC-3200へ新規搭載したパワー平均判定の参考値として利用できます。

* TEDS(Transducer Electronic Data Sheet)とは、計測用センサに組み込まれたセンサ固有の情報を記述するフォーマットの総称で、IEEE1451 シリーズで規定されています。


 

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