高操作性・高精度・高機能サーボ解析
新開発 100 kHz 入力ユニット&信号出力ユニット
DS-3000 “ESUFEEL” シリーズ サーボ解析システム
近年、自動車をはじめとした様々な製品が電動化の方向に向かっており、モーターを利用した製品の制御特性評価のニーズが高まってきております。2002年6月にリリースした現行機(DS-2000シリーズ サーボ解析システム)は、その高い操作性・機能性をご評価頂き、数多くのユーザ様にご利用され続けてきました。
今回、基本性能を向上し、新機能を搭載した「DS-3000“ESUFEEL”シリーズ サーボ解析システム」を発売いたします。
制御+NV(騒音振動)ハイブリッド解析
DS-3000ソフトウェア“ESUFEEL”上で、モードを切り替えるだけで、機械制御特性計測(サーボモード)、騒音振動計測(FFT周波数解析モード)を各々行うことができます。 例えば、デジタルビデオカメラの手振れ補正制御特性と、振動周波数特性などの計測を合わせて行うことなどが可能です。
PCベースならではの多彩なグラフ表現、ファイル管理の簡便性
計測対象の制御特性(周波数応答関数)をボード線図やナイキスト線図など、様々なグラフを同時に表示することができます。これにより、特性の評価が容易に行えます。
計測データは、クリップボード経由で直ぐにExcel®などへ読み込んで二次処理などを行うこともできます。
計測中の時間波形、スペクトルもモニタ可能
入力信号の時間波形やその周波数スペクトルが計測中にモニタできるので、計測ミスを直ぐに判断することができます。
2種類の計測モードが選択可能 (FRAモード、FFTモード)
周波数応答関数を高い周波数分解能で計測することのできる FRAモード、短時間で計測することのできる FFTモード、2種類の計測モードが選択できます。計測シーンや目的に合わせて最適なモードを選択できます。
高精度ハードウェア (100 kHz入出力ユニット)
周波数応答関数を正確に計測するには、使用するハードウェア自身の計測誤差も極力小さくなっている必要があります。特に入力部のチャンネル間誤差(振幅および位相)は重要であり、今回開発した100 kHz 入出力新型ハードウェアは、この精度を大幅に向上させました。