「計測展2022 OSAKA」レポート 2022/10

2022年10月26日~28日、大阪のグランキューブ大阪にて「一般社団法人 日本電気計測器工業会 (JEMIMA)」が主催する「計測展2022 OSAKA」が行われましたが、当社も出展させていただきました。今回はその模様をお伝えします。

 

本展示会が掲げたコンセプトは「未来のものづくり社会を支える計測と制御技術の総合展」。 今回出展した各社は「DX」や「SDGs」をテーマにした展示物、商品が目立ちました。
また主催者の JEMIMA はもう一歩進み「DXから、SX・GXへ」と題した連載コラムを公式 HP(https://jemima.osaka/column.html )で展開するなど(当社も取り上げられております! )、 計測器業界の今後を占う上でも非常に価値のある内容でした。

当社は今回「レーザー面内速度計 LV-7000シリーズ」と「無線温度計測システム WC-1000 / WT-1000」、「音響振動解析システム O-Solution・DS-5000」を中心に、「高機能騒音計 LA-7000シリーズ」「高剛性トルク検出器 TQ、RHシリーズ」「小型加速度検出器 NP-3550/3564N10」 を展示しました。
特にお客様の注目が高かったのは「無線温度計測システム WC-1000/WT-1000」で、色々な職種の方から「○○の現場で使えないか?」と相談を受けることもしばしば。

26日には、JEMIMA が企画した「学生見学ツアー」が開催。
当社ブースには神戸市立工業高等学校電子工学科の学生がいらっしゃいました。 若手社員より製品説明を行いました。翌27日には神戸大学の講義一貫として数多くの学生も来場。リクルート活動の一環としてもとても意義ある企画だと感じました。

最終日は出展者セミナー「周波数応答(伝達関数)を計算する手法や計測器の紹介」を実施。
先ほど少し触れた「音響振動解析システム O-Solution・DS-5000」は、実は26日に最新版の「O-Solution Ver.3」と DS-5000で動作する「周波数応答計測ソフトウェア」をリリースしたばかり。 セミナー内では後者の「周波数応答計測ソフトウェア」をご紹介させていただきました。

 

大盛況のもとに終えることができた本展示会ですが、公式発表によると3日間でのべ 4974 名の来場者を記録したとのこと。 当社ブースにお越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。次回の「計測展」は 2024年10月30日(水)~ 11月1日(金)、グランキューブ大阪で開催予定です。