1.名簿の作成
個人情報を含む、被験者名簿の作成。
実験時には名簿作成時に入力した個人情報を使い、大きな名簿から必要な被験者を抽出して個々の実験に必要なリストを作成します。
2.評価音の作成
実験に使う評価音を録音します。適当な音であるか再生して確認することができます。
音の大きさを調整したり、フィルターを掛けたり、長さを調整するといった編集機能は、持っていませんがWS-5150/5160/5510と組み合わせることで編集機能を操作できるようになります。
(WS-5190とそれらのソフトの間をリンクさせることができます)
3.実験計画
実験手法は「SD法」と「一対比較法」の2種類。評価に使う言葉はオーサライズされている物がいくつか用意されているので、選択して使用することができますが、自分で追加・変更することもできます。また、お客様によっては、標準で備えている手法では対応できない可能性もありますが、その場合カスタムで対応することも可能ですので、ぜひご相談ください。ラウドネスやシャープネスといった音質パラメーターを聴感実験の結果に付与することもできますが、それにはWS-5160が必要です。
4.実験
クライアント・サーバ型とは実験を主催するオペレータと実験を受ける被験者のパソコンをネットワークで接続しておこなうやり方です。一度に6台の端末までコントロールすることができます。
対話型とは実験がセットアップされたパソコンを被験者が受け取り、パソコンの指示に従って一人で実験を進めていくやり方です。対話型では操作が制限され、実験内容の改変や他の被験者の情報は見ることができません。
5.結果の出力
結果はCSV形式のファイルとして出力されるので、エクセルの関数や市販の多変量解析ソフトなどを使用して結果を出すことになります。
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