時間軸微積分 |
---|
・微分1階、2階微分値の演算は、5次ラグランジェの内挿公式を利用し、その点の前後を含んだ5点の値から1点のデータを求めています はサンプルデータとする。
・1階微分
・2階微分
・積分1重、2重の積分値の演算は台形公式を使用し求めています。
・1重積分値の演算式
・2重積分値の演算式
|
時間軸波形 |
---|
パネルの入力コネクタから入力された信号の瞬時波形を表示します。1フレーム分が表示されます。このとき、X軸はフレームの始点を0とする時間(秒)、Y軸は瞬時値で表示されます。X軸のフルスケールは設定された周波数レンジに連動して設定されます。 |
時間波形統計計算 |
---|
(1)平均値(MEAN) (2)実効値(RMS) (3)標準偏差(S.D.) 平均値のまわりの2次モーメントは分散といわれ、分散の平方根を標準偏差といいます。直流成分を除く信号の実効値と標準偏差は同一です。以下の式により求めています。 (1)、(2)、(3)の関係式は次のようになります。 (4)スキューネス(SKEWNESS) 平均値のまわりの3次モーメントをσ3で正規化したもので、平均値のまわりの非対称性を示す指標として用いられています。以下の式により求めています。 (5)クルトシス(KURTOSIS) 平均値のまわりの4次モーメントをσ4で正規化したもので、波形の尖鋭度を表す指標です。以下の式により求めています。正規分布(ガウス分布)の時間信号でのクルトシスの値は3となるので、以下の式から3を引いた値をクルトシスとすることもあります。 (6)クレストファクタ(CREST FACTOR) ピーク値(最大値) / 実効値
|