DG-1270  ピークホールド機能(MODE-2)

<ピークホールド機能 (MODE-2)>

 

ピークホールド機能とは、MODE-1で設定した和差演算値(A、B、A-B、A+B)に対し、スタートから現在までの測定時間内にメモリした最大計数値(MAX)や最小計数値(MIN)、最大計数値と最小計数値との平均値(AVER)または差(RANGE)をそれぞれ表示する機能です。
なお、通常は現在の変位量を表示した状態(NORMAL)が設定されています。

 

■ピークホールド機能の概要

次に、最大計数値をメモリして表示するMAXモードの例を図で示します。
前面パネルの[START]スイッチを押すか、または背面パネルの外部コマンド入力(EXT-IN START)に接続されているスイッチ等をONする(START信号入力)と測定が再スタートします。
START信号が入力された時点で、メモリされている以前のピークホールド値は自動的にリセットされ、現在値から測定を開始します。

また、測定開始をする前に、直前の表示データはRS232Cコネクターから出力されます。

 

<注意!>
ピークホールドによる測定は、[MODE-1]スイッチにより設定されたモード(A/B/A−B/A+Bのいずれか)に対してのみ機能します。

 

 

 

■ピークホールド機能の設定と切替え

[MODE-2]スイッチを押すたびに、次の順序でピークホールドモード(NORMAL/MAX/MIN/AVER/RANGE)が切り替わります。
また、設定したモードは、モード状態表示用LED(丸型3mm 緑色LED)の点灯により確認することができます。

 

NORMAL :現在の変位量を表示
 
MAX :最大計数値をメモリして表示
 
MIN :最小計数値をメモリして表示
 
AVER :MAXとMINの平均値をメモリして表示
 
RANGE :MAXとMINの差をメモリして表示
 
NORMAL  
 
 



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