平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は今年創業70周年を迎えました。さらなる技術の深化を進めるために、これからも挑戦を続けてまいります。
皆様に、当社の技術、製品をレビューいただく場として「小野測器テクニカルレビュー 2024」をご案内いたします。
2050年脱炭素社会の実現に向けた、電動化や自動運転などのモビリティ開発シーンでは、リアルだけでなくバーチャルによる現象把握や検証など、ニーズが複雑化しており、計測技術の更なる精度向上や効率化は欠かせません。当社は、
確かな計測と多様な製品・サービスを提供し、「はかる・わかる・つながる」技術でモビリティ開発をサポートいたします。
会場では、開発背景や実機、実例(実データ)を中心に展示し、当社技術スタッフが直接ご説明いたします。
本開催を通じ、皆様から貴重なご意見を賜り、新しい価値創造に取組んでゆく所存です。
ご来場の皆様に価値ある時間を過ごしていただけるように努めてまいりますので、「小野測器テクニカルレビュー 2024」にご来場賜りますよう一同心よりお待ち申し上げます。
小野測器テクニカルレビュー2024 事務局
| 日時 | 2024年5月22日（水）～5月24日（金） |
| 開催時間 | 10:00～18:00 |
| 会場 | ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル 3階 ボールルーム |
■ ご来場の際の「事前登録」のお願い
お手数ではございますが、ご来場の際は以下サイトにて事前登録をお願いいたします。
https://e-ve.event-form.jp/event/74150/4sxdLORZ
※プライベート展のため、同業他社の方および弊社のお客様・取引先以外の方のお申込みはご遠慮いただく場合がございます。何卒ご了承ください。
当日ご来場の際は、登録証とお名刺を2枚ご持参くださいますようお願いいたします。
■ 展示内容のご案内
バーチャルとベンチが連成したVILシステム
バーチャル環境とベンチシステムが連成したVILシステム「ADAS-VRS」を紹介します。 ADAS搭載車両の機能/安全評価時の実評価環境準備の難しさ・再現性担保などの課題解決に活用できるシステムを、実際のADAS搭載車両の評価事例を交えて展示します。
実走行時のドライブシャフト計測
実走行における車両速度やドライブシャフトトルクを精度良く容易に計測することで、モデル化やモデル検証の質を高める取り組みを進めています。 また、走行状態のドライブシャフト回転振動をみることで、パワトレ起因のNV確認の要望に応えます。
BEV開発に貢献するxVRS技術
モーター制御技術を活かした車両の運動制御、乗り心地、エネマネなどの機能向上が行われており、これらを評価するシステムの構築が望まれています。 低回転速度領域や俊敏な車輪速度などの再現に対応した、BEV評価のための計測・制御技術と運転事例を紹介します。
電動化を支える計測システム
モビリティ開発は多種多様な計測/評価が必要です。当社の提供するFAMS-R6は、エネルギーの使われ方を正確に効率よく計測できます。 お客様の電動化を支えるFAMS-R6、およびFAMSと繋がる当社のさまざまなセンサーや計測ツールを紹介します
音、振動のモデルベース開発につながる体感シミュレーター
感性のつくりこみを開発初期段階から可能にする仮想評価空間の構築を目指しています。 開発段階にあるドライビングシミュレーターと音場再生技術、主観評価を組み合わせて、BYD海豹の走行再現を行います。ぜひ体感してください。
電動車両のベンチマーキングレポート
BYD 元PLUS(ATTO3)の「熱マネジメント」レポートの追加に続き、BYD 海豹(SEAL)の「動力性能」「NV」レポートの提供を開始します。 会場では、電動車に関係する皆様に向けて、対象部品とレポート内容の一部を紹介します。
カーボンニュートラルに貢献するNV計測・解析
電動化に伴い低騒音・低振動への要求は厳しさを増しています。それらの要望にお応えする、小野測器が持つ多様なセンサーと解析ツールを、BEVの計測事例とともに紹介します。
場所と時間に縛られない試験の見守りとサポート
試験の効率を向上させる自動試験サポートツールおよび遠隔監視システムを展示します。自動化により作業負担を軽減し、遠隔監視によって安心できる試験環境を実現します。 さまざまな技術とソリューションを事例を交えて紹介します。
圧縮センシング技術を利用した設備モニタリングシステム
プラント設備において、故障によるダウンタイムは損害が大きく、設備保全として音や振動での設備診断や傾向管理を実施しています。
圧縮センシング技術を先行研究している大学との共同研究を行い、無線環境化でも精密診断が可能な遠隔設備監視機器を開発しました。