「コンバーティングテクノロジー総合展2023」レポート 2023/02

当社は2023年2月1日(水)~3日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて行われた「コンバーティングテクノロジー総合展2023(コンバーティングテクノロジー総合展事務局、株式会社加工技術研究会共催)に出展しました。本展示会はコンバーティング技術を支える「塗る、貼る、切る」に関する装置や資機材のイベントですが、今年は本展示会としては最大規模の出展数を記録(併催の5展示会合計で256社391小間)。新型コロナ禍にも負けず活況を呈する同業界の困りごとを解決すべく、小野測器製品を会場に持ち込みました。

今回当社が展示したのは、「レーザー面内速度計」LV-7000シリーズ、「音響振動解析システム」O-Solution/DS-5000、「無線温度計測システム」WC-1000/WT-1000シリーズ、「小型3軸加速度検出器」NPシリーズなど。とくに「レーザー面内速度計」はコンバーティング分野ではドンピシャのアイテムです。会期中、フィルムの搬送を手掛ける会社や印刷会社など「現場のプロフェッショナル」が足を止め、当社企画担当者とかなり込み入った話をすることもしばしば。





また今回、当社初の試みとして「株式会社フォトロン」様とコラボレーションを行いました。同社のハイスピードカメラ監視システム「PhotoCam Detector(フォトカム・ディテクター)」と前述の「レーザー面内速度計」と組み合わせることで、フィルムや不織布など反物の搬送工程での「バタつき」を把握できるアプリケーション事例を展示しました。





PC画面上で「PhotoCam Detector(フォトカム・ディテクター)」でデモ用ローラーを撮影し、そのバタつきと搬送速度の相関を映像とグラフで表示させていましたが、数多くの来場者が足を止め、見物していたのが印象的でした。フォトロン様の担当者曰く「今後もこのようなコラボレーションを行っていきたい」とのことでした。

大盛況のもと幕を閉じた本展示会ですが、併催の展示会と併せ3日間で計3万1137名の来場者を記録したとのことです。当社は今後もコンバーティング分野の発展に貢献していきます。