

社外取締役座談会
Independent Directors Roundtable
持続的な成長に必要なこととは
小野測器が持続的成長を遂げるためには何が必要で、何を大事にすべきなのか。社外の目線から見た当社の現在地や今後の成長性について社外取締役2名に、意見を交わしていただきました
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社外取締役木村 岩雄
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社外取締役飯田 訓正
成長の可能性は十二分にある
社外取締役には大きく2つの役割があると考えています。最も重要な役割は、“社長をはじめとした経営陣の職務執行を外部の目で監督すること”です。ガバナンスをはじめ、お金の使い方や人員の配置、組織体制等が適切であるか、またそれらが企業価値を高め成長につながるものであるかを監督する立場にあります。一方で、“外部の目でアドバイスを行う”という役割もあります。私は長らく人事やリスク管理等を経験してきたので、そのような観点からアドバイスをさせていただいています
私は長年自動車業界に携わっており、前職でエンジンの効率化に関する研究を行っていたこともあり技術的な観点に対してもアドバイスをしています。具体的な開発課題に対し踏み込んだ話をすることもありますが、社内に入り込みすぎると社外取締役としての役割をきちんと果たせないので、難しいですがそこのバランスが大事ですね
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社外取締役木村 岩雄
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社外取締役飯田 訓正
同感です。当社は良い文化を持つ会社だと思っているので、その良い面を活かし、さまざまなマーケットでもっと活躍できる会社になっていけると思います。一方で、成長のための一番の課題は人財リソースの不足です。業務の合理化を加速させてリソースを捻出し、既存市場の深掘りや新市場への進出により力を入れて取り組めると良いですね。また他社とのオープンイノベーションの創出も積極的に進めていくべき施策だと思います