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  ONO SOKKI Co.,LTD

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画面データ(ブレーキ性能試験用計測装置)(販売終了)

試験結果表示画面例

本装置は、実車でのブレーキ試験を目的としたもので、ブレーキペダルの踏み込みと同時に試験を自動開始し、車両停止後即座に試験結果の演算表示をします。 試験結果は、MFDD(平均飽和減速度)をはじめ、ブレーキ試験に必要なデータをデジタル、及びトレンドグラフで確認できます。 収録したデータは、LV-0833 時系列データ処理ソフト (オプション)、または Excel等の市販ソフトで解析が可能です。

 

製品写真(ブレーキ性能試験用計測装置車載)
車載データロガーVARTS II

システム構成

システム構成(PDF)
<PDFファイル>

対象試験モード

各種ブレーキ試験に必要な収録データや収録条件を予め設定し、目的に合った試験を効率的に行うことができます。

●制動距離測定モード -1

 

通常ブレーキ試験(MFDD)解説図

 

●制動距離測定モード -2

 

フェードテスト解説図

 

●ABS 性能測定モード -1

 

粘着利用試験(ABS)解説図

 

●ABS 性能測定モード -2

 

追加試験解説図

 

 

概略仕様

構成機器 仕様
DL-3200 データロガー本体 収録ch数:8スロットタイプ、最大32ch(CANデータを除く)、計測モジュールを最大8種類収納可能
収録容量

本体データメモリー:400 MB 以上(フラッシュメモリー)
パソコンハードディスク:容量による

サンプル周波数:1、2、5、10、20、50、100、200、500 Hz、1、2、5、10、20 kHz の選択
DL-0363 4ch直流増幅器計測モジュール 加速度センサー(アンプ内蔵型)や各種計測器、各種変換器からの信号を入力
(レンジ;±0.5、±1.0、±2、±5、±10、±20 V )
DL-0364 4chストレインアンプ計測モジュール 歪ゲージ、圧力検出器、ロードセル等が直接接続可能
(レンジ;±500、±1,000、±2,000、±5,000、±10,000、±20,000μstrain )
DL-0365 4ch熱電対変換器計測モジュール 熱電対(K、J、T、R タイプ)が直接接続できる温度変換器
DL-0366 4chパルスコンディショナ計測モジュール ロータリエンコーダー・回転検出器・角度検出器等から直接入力し、積算カウント・周期測定・周波数変換・デューティー比測定が可能
DL-0367 4ch絶縁型直流増幅器計測モジュール 各種電圧・電流信号やトランスデューサ、外部機器からの信号を入力
(レンジ;±0.5、±1.0、±2、±5、±10、±20、±40 V )
DL-0390 CANインタフェース計測モジュール CAN バスに流れる ECU 、ABS、各種制御機器データ(最大64ch)を一般データと同様に収録可能
第5輪アンプ計測モジュール 機能:パルスコンディショナ 2ch分の機能を持ち、速度と距離のデータを同時にデータロガー本体に取込み可能
   第5輪周長補正機能、 積算カウント/周期測定/周波数変換/デューティ比測定機能

適合検出器:SV-1100(第5輪)、(SM-171/175/176型第5輪)

設定項目:基準周長設定、タイヤ周長補正、パルス数

DL-0380 リモートコントローラ データ収録操作、及びメモリの状態をモニターするためのコントローラ(READY /START /STOP /CANCEL /SAVE/SELECT)
耐震ノートパソコン(車載用) 屋外使用に耐えるよう設計された耐環境性の高いパソコンで、主に計測データの収録を行うためのPC

 

ブレーキ試験用仕様

項目 機能 仕様
試験モード 制動距離測定モード 通常ブレーキ試験(MFDD)、フェードテスト
ABS 性能測定モード 粘着利用試験(ABS)、追加試験(μジャンプ)
オールモード 汎用測定モード(必要なデータを任意に選択して行なう試験モード)
設定&選択項目 指定速度 Vo ブレーキ試験を開始する目標初速度を設定
制動時間計測用設定速度 速度2点間の制動時間や減速度を測定するときに設定する速度 (V1・V2)
距離補正機能 指定速度と実際の初速度には差がある場合、初速度を指定速度に仮定して、測定した制動距離から補正制動距離を求める ための計算式を設定
ホ イールロック判定 ブレーキ試験中にホイールロックが発生したかどうかを判定する機能で、判定するホイールの選択と、判定方法の選択
計測データの選択 速度、距離、時間、その他ブレーキ試験で必要なデータをVARTS-Ⅱに計測設定されているデータの中から選択
計測データの追加 計測設定されているデータ中の任意に選択した個々のデータに対して、最大値/最小値/平均値/標準偏差/スタート時/ μジャンプ/任意1/任意2の中から必要データの収録が可能
演算項目の選択

ブレーキ試験の中で主要な演算データの中から、収録するデータを選択

 

演算項目 演算式 制動距離 ABS 性能
A B A B
MFDD(飽和平均減速度) =(Vb−Ve)/(2×3.6)/(Se−Sb)      
μジャンプ速度Vμ [km/ h] μジャンプ信号が入力された瞬間の速度      
制動時間 t [s] A−B区間制動時間の実測値      
A−B区間補正時間 [s] =(V1−V2)/(VA−VB)×t (V1・V2;設定値、VA・VB;測定値)      
A−B区間最大減速度 [m/s2] =(V1−V2)/3.6/A−B補正時間      
減速度 [m/s2] =dVr/dt(Vr;実車速、トレンド描写時のみ表示)        
スリップ率 [%] =(1−Vt/Vr)×100 (Vt;タイヤ回転よりの速度)        

制動距離 A:通常ブレーキ試験
制動距離 B:フェードテスト
ABS 性能 A:粘着利用試験
ABS 性能 B:追加試験

 

データファイル使用 既に収録済みの時間軸データを読込み、後処理としてブレーキ試験の処理が可能
操作信号 レディー READY リモートボックス、キーボード、オートレディー
スタート START ブレーキON信号(テープSW信号等)、リモートボックス、キーボード
ストップ STOP 設定速度(Vc)到達時、リモートボックス、キーボード、オートストップ
ソフトウェア 計測用ソフトウェア 試験中、試験後のグラフデータや数値データの確認、及び収集されたデータのファイル管理
解析用ソフトウェア 収録済み時系列データの後処理用解析ソフト(=時系列データ処理ソフト:LV-0833)

Revised: 2006/09/19


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