LPG 質量流量検出システム

コリオリ式連続質量流量計を使用し、LPGの質量流量を高精度に計測出来る流量計測システムです。
LPGは容易に気化してしまう燃料で、気液混合状態では正しい流量を計測することができません。
本装置は冷却水循環装置と熱交換器を組み合わせる事で、配管の圧力損失などによるLPGの気化を防ぎ、 LPGを液体状態で安定させ、精度良く流量計測を行います。
システム構成例

概略仕様(一例)
使用可能液体 | LPG(※1) | |
---|---|---|
計測項目 | 流量、密度、温度 | |
計測範囲 | 質量流量 | 0.2 ~ 60 kg/h |
密度 | 0 ~ 1 g/cm3 | |
温度 | −20 ~ 50 °C | |
精度 | 流量 | ±0.1 % 読取値 at 2 ~ 60 kg/h ±(0.002kg/h/流量) × 100 % 読取値 at 0.2 ~ 2 kg/h 以下 |
温度 | ±0.1 °C ± 読取値 °C の 0.5 % | |
圧力損失 | 0.09 kPa at 60 kg/h | |
使用温度範囲(※1) | 0 ~ +40 °C | |
質量 | 約 110 kg | |
価格 | (別途お見積もり) |
(※1): 必ず液体のLPGを供給してください。本システムの冷却機能で気体のLPGを液化することはできません。
上記は製作仕様の一例です。詳細はお客様のご使用環境等をお伺いしたうえで決定いたしますので、ご相談ください。
関連情報
最終更新日:2022/01/14