メールマガジンバックナンバー

121号 2011年10月20日発行

小野測器                      2011年10月20日発行
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ONOSOKKI -- info channel 10月号                         第121号
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 いつもご愛読いただきまして、ありがとうございます。
 本メールマガジンは、配信のご希望を頂いたお客様へお送りしております。

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 お知らせ
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 下記ソフトウェアの1/Nオクターブ解析の平均処理に不具合がございました。
 (1/Nオクターブとは、オクターブ、1/3オクターブ、1/6オクターブ、1/12
 オクターブ、1/24オクターブを総称しております。)

 ・WS-5150 音色シミュレーションソフトウェア
 ・WS-5160 音質評価ソフトウェア
 ・Oscope 時系列解析ツール

 音圧レベルが大きく変動する場合(非定常信号)に、実際の平均値よりも
 小さく表示されてしまいます。サイン波、ランダムノイズのような定常信
 号では影響はほとんどありません。
 影響が最も大きくなるのは、信号が一定時間無くなるとき信号の存在する
 部分と無い部分を含めて平均した場合(バースト信号を全体で平均化した
 場合)です。
 ご利用のお客様には大変ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。
 下記のリンク先に各ソフトウェア詳細および対策内容をご報告させて頂き
 ます。ご査収頂けます様宜しくお願いいたします。

■WS-5150 音色シミュレーションソフトウェア 1/Nオクターブ解析平均値不
 具合のお知らせ
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/OS_fault1110_0.htm

■WS-5160 音質評価ソフトウェア 1/Nオクターブ解析平均値不具合のお知らせ
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/OS_fault1110_1.htm

■Oscope 時系列解析ツール 1/Nオクターブ解析平均値不具合のお知らせ
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/OS_fault1110_2.htm

 

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 製品 サービス
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■ TH-0511 高速アナログ出力機能(新製品)

 速い出力応答性を持つTHシリーズ位相差方式トルク検出器用 TH-5100 トル
 ク表示器に、更に応答速度を向上させる機能がオプションとして加わりま
 した。

 これまで最高1.6msであった出力時定数を1/10の0.16msまで選択すること
 が可能となり、応答性を速めることができます。また、トルクリップルの
 周波数解析用に高次のデジタルフィルタ機能を搭載し、最大5kHzのロー
 パスフィルタを選択できます。
 これらの機能により、これまで低回転速度で計測していたコギングトルク
 やトルクリップルの計測を、実回転数にて行うことが可能となります。
 モーター性能の向上や、効率向上のための開発・出荷検査に活用できます。

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/torque/th1000.htm

 

■ MI-1235/1433 1/2インチ計測用マイクロホン(新製品)

 

 従来機種に比べて更に温度・湿度に対する耐環境性能を向上させた 1/2
 インチバックエレクトレット方式コンデンサマイクロホンを発売しました。

 周波数特性を重視した広帯域タイプ MI-1235 と、低価格ながら同様の耐
 環境性能を実現した MI-1433 の2機種をラインアップしました。
 MI-1235は MI-1234、MI-1433 は MI-1432 それぞれの後継機種で、置き換
 えが可能です。

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/soundvib/mi1235_1433.html

 

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 新着カタログ・資料
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■ PDFカタログ2種を掲載しました。

 - DS-3000シリーズ ESUFEEL [エスフィール]
 リアルタイム音響振動解析システム(データ処理 改訂)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html#sv

 - 計測用マイクロホン MIシリーズ(音響・振動 改訂)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html#sv

 

<PDFカタログトップページ>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html

 

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 PDF/DWG外観図ダウンロードサービス
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■以下の外観図を新規掲載しました。

 -AA-8560 取付金具(耳金) (リニアゲージ関連)
 -AA-6102/6103 エアリフタ  (リニアゲージ関連)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/outerview/gage.htm

 

<取扱説明書ダウンロードサービス・トップページ>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/manual.htm

ダウンロードいただくにはユーザー登録が必要です。

 

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 小野測器 e-Shop(ネット販売)情報
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■以下の外観図を新規掲載しました。

 -AA-8560 取付金具(耳金) (リニアゲージ関連)
 -AA-6102/6103 エアリフタ  (リニアゲージ関連)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/outerview/gage.htm

 
<製品外観図ダウンロードトップページ>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/outerview/overallview.htm

 ダウンロードいただくにはユーザー登録が必要です。


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 小野測器 e-Shop(ネット販売)情報
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■ AA-844/845 延長スピンドル(リニアゲージアクセサリ)を追加

 リニアゲージアクセサリに AA-844/845 延長スピンドルを追加いたしました。
 リニアゲージのスピンドルを延長することで、深い穴などの測定を行うこと
 が可能になります。AA-844 は30mm、AA-845 は50mm、スピンドルを延長でき
 ます。

http://www.onosokki.co.jp/Store/gauge/aa844_5.htm

■ Oscope(オースコープ)のご紹介

 e-Shop では、時系列データ解析ソフト Oscope(オースコープ)を販売して
 おります。
 Oscope は、エクセルで扱えない長い(大きい)時系列データを自由自在に
 編集、解析するソフトウェアとして、ご好評いただいております。各社の
 データレコーダーフォーマット、CSV、WAVなど汎用ファイルが扱えます。

<製品紹介>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/software/others/oscope2.htm

 

○小野測器 e-Shop は即日発送にも対応、お支払い方法も銀行振込み、代金
 引換、受取時カード払いの選択が可能です。早くて簡単・便利な e-Shop
 をご活用ください。

 

<小野測器 e-Shop トップページ>
http://www.onosokki.co.jp/Store/top.htm

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 計測コラム
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 労働安全衛生法と作業環境測定(騒音)について

 労働安全衛生法は、労働基準法と相まつて、労働災害の防止のための危害
 防止基準の確立、責任体制の明確化及び自主的活動の促進の措置を講ずる
 等その防止に関する総合的計画的な対策を推進することにより職場におけ
 る労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進
 することを目的とした法律です。

 労働安全衛生法の第七章では健康の保持増進のための措置として、事業者
 に有害な業務を行う屋内作業場その他の作業場での「作業環境測定」とそ
 の結果の記録を義務付けています(労働安全衛生法第六十五条第一項)。
 また、第六十五条第二項で「作業環境測定」は、厚生労働大臣の定める
 「作業環境測定基準」に従つて行わなければならない、と定めています。

 「作業環境測定」を行うべき作業場は、労働安全衛生法施行令第二十一条
 に定められており、そのうち著しい騒音を発する屋内作業場は、労働安全
 衛生規則第五百八十八条に8ヵ所が定められています。また、「騒音障害防
 止のためのガイドライン」(基発第546号)では前述の8ヵ所(ガイドライ
 ン別表1)に加え、等価騒音レベルが85dB(A)以上になる可能性が大きい
 作業場として52ヵ所(ガイドライン別表2)を挙げています。

 ※労働省労働基準局長が発行する通達を"基発"と呼びます。

 測定方法について「作業環境測定基準」の第四条で次のように規定されて
 います。

 1. 測定点は、単位作業場所の床面上に6m以下の等間隔で引いた縦の線と
   横の線との交点の床上120cm以上150cm以下の位置(設備等があって測
   定が著しく困難な場所を除く)とすること。ただし、単位作業場所に
   おける騒音レベルがほぼ均一であることが明らかなときは、測定点に
   係る交点は、当該単位作業場所の床面上に6mを超える等間隔で引いた
   縦の線と横の線との交点とすることができる。

 2. 前号の規定にかかわらず、同号の規定により測定点が5に満たないこと
   となる場合にあっても、測定点は、単位作業場所について5以上とする
   こと。ただし、単位作業場所が著しく狭い場合であって、当該単位作
   業場所における騒音レベルがほぼ均一であることが明らかなときは、
   この限りでない。

 3. 音源に近接する場所において作業が行われる単位作業場所にあっては、
   前二号に定める測定のほか当該作業が行われる時間のうち、騒音レベ
   ルが最も大きくなると思われる時間に、当該作業が行われる位置にお
   いて測定を行うこと。

 4. 測定は、次に定めるところによること。
   イ 測定に用いる機器(以下「騒音計」という。)は、等価騒音レベ
     ルを測定できるものであること。
   ロ 騒音計の周波数補正回路のA特性で行うこと。

 5. 1つの測定点における等価騒音レベルの測定時間は、10分間以上の継
   続した時間とすること。

 「ガイドライン」では上述の第1項および第2項にしたがってメッシュ交点
  5点以上の平均値を求める測定法を「A測定」、第3項にしたがった音源に
 近接する場所での測定を「B測定」と呼んでいます。 (続く)

 (続きはこちらのPDFをご覧ください。)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/eMM_back/emm121.pdf

 次回以降も計量、測定に関係した他の法令をご紹介していく予定です。(YK)

 

 作業環境測定については「作業環境 Q&A」もご参照ください。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/la/workenv_1.htm

 

<バックナンバー>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/eMM_back/backcontents.htm
(バックナンバー上に今までの計測コラムのタイトル一覧を掲載しました。)

 

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◆◇◆編集後記◆◇◆
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 季節は一気に秋になりました。来年のカレンダーや手帳も書店の店頭にな
 らび、月日がたつ早さに驚かされます。
 また、この時期になると店先でよく見かけるのが、ハロウィンのディスプ
 レイです。
 ハロウィンはヨーロッパを起源とする収穫感謝祭で、カトリックを信仰す
 る民族の間に浸透していったものとされています。
 日本でも、欧米の文化の一つとして、昨今は盛んに行われているようです
 が、何か馴染めないでいるのは、私だけでしょうか。       (ま)

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  発行(株)小野測器 http://www.onosokki.co.jp/
     お客様相談室 mailto: csonosokki.co.jp
      編集責任者   加藤 雅治
     発行責任者   小嶋 治夫

 本メールは2008年12月1日に施行されました特定電子メール法の改正法に準
 拠して配信されております。

 ○特定電子メールの送信等に関するガイドライン
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/d_syohi/pdf/m_mail_081114_1.pdf
 ○総務省ホームページ
http://www.soumu.go.jp/

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  バックナンバー
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