メールマガジンバックナンバー & 計測コラム
メールマガジンバックナンバー
112号 2011年01月27日発行
小野測器 2011年01月27日発行--------------------------------------------------------------------
ONO SOKKI -- info channel 1月号 第112号
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迎 春
新年を迎え、皆様のご健康ご多幸をお祈り申し上げます。
本年も、さらに工夫を重ね、お客様各位にとりまして有用、有効な情報を配
信して参りたいと思います。
引き続き、小野測器メールマガジン(ONO SOKKI -- info channel)をご愛顧
いただきますようお願い申し上げます。
本メールマガジンは、配信のご希望を頂いたお客様へお送りしております。
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お知らせ
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■CF-4500 FFTコンパレーター ソフトウェア無償バージョンアップのお知らせ
CF-4500 FFTコンパレーターで、RS-232CまたはLANを使用してパーシャルオー
バーオール値を読取る際に、カーソルの終点をサーチしてしまう問題を修正
いたしました。今回のバージョンアップは無償です。
お手数をおかけしますが、下記 URL からバージョンアップソフトウェアを
ダウンロードくださいますようお願いいたします。
表示されたページで、初めてご登録されるお客様は[新規登録]、既にご
登録していただいているお客様は[パスワードログイン]をクリックして、
表示される手順に従ってダウンロードページへお進みください。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/registration/newregistration.htm#cf0
ダウンロードいただくにはユーザー登録(フリー)が必要です。
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製品 サービス
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■SoundPLAN 環境騒音予測ソフトウェア バージョンアップ(ver.7.0)
環境騒音予測ソフトウェア「SoundPLAN」が、バージョンアップしました。
ver.7.0では、日本音響学会より発表されている最新の予測手法
「ASJ RTN-Model 2008」(道路交通騒音)および「ASJ CN-Model 2007」
(建設工事騒音)に対応しました。さらに、ジオデータベースや計算等に
おいて様々な改良が行われ、よりフレキシブルなモデル作成、計算が可能
となりました。
最新バージョンをお持ちでないお客様は、ぜひこの機会にバージョンアップ
(有償)をご検討ください。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/software/others/soundplan/soundplan.htm
■グラフ作成ツール O-Chart バージョンアップ(ver.3.3)
O-Chart グラフ作成ツールが、バージョンアップしました。ver.3.3では、
Microsoft Windows 7(32 bit/ 64 bit)に対応し、さらに、新機能の追加、
機能強化が図られています。
保守契約中のお客様は無償でバージョンアップできますので、下記ユーザ登
録&ダウンロード URL から、表示される手順に従ってダウンロードください。
また、保守契約をされていないお客様は、有償でのバージョンアップをぜひ、
ご検討ください。バージョンアップ費は、\70,000(税込¥73,500)となります。
<ver.3.3 新機能>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/software/others/newf/v303.htm
<ユーザー登録&ダウンロード>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/registration/newregistration.htm#oc
■時系列データ解析ツール Oscope バージョンアップ(ver.2.2)
Oscope 時系列データ解析ツールがバージョンアップしました。ver.2.2では、
Microsoft Windows 7(32 bit/ 64 bit)に対応し、さらに、新機能の追加、
機能強化が図られています。
保守契約中のお客様は無償でバージョンアップできますので、下記ユーザ
登録&ダウンロード URL から、表示される手順に従ってダウンロードください。
また、保守契約をされていないお客様は、有償でのバージョンアップをぜひ、
ご検討ください。バージョンアップ費は、\70,000(税込¥73,500)からと
なります。
<ver.2.2 新機能>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/software/others/newf/os2_v22.htm
<ユーザー登録&ダウンロード>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/registration/newregistration.htm#os
■ECUマップ最適化ツール ORANGE のための用語集
ECUマップ最適化ツール ORANGE に関連する用語をまとめました。今後もグ
ラフやイラストなどを追加してまいります。ぜひ、御活用くださるよう御願
いします。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/software/others/or_terms.htm
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音響・振動アプリケーション
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アプリケーション(事例集)に、以下の2事例を追加しました。
■無響室環境・高感度マイクロホンを用いたハードディスクの微小音測定(音
響系)
微小音測定を可能にするため、高感度マイクロホンを用いた計測システムに
ついて、ご紹介いたします。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/application/harddisk_noise.htm
■音響インテンシティ法による空調機器の音響パワーレベル測定(音響系)
音響インテンシティ法を用いて、工場などの移動できない設置機器の音響パ
ワーレベルを現場で測定する事例について、ご紹介いたします。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/application/si_powerlevel.htm
<アプリケーション・トップページ>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/category/application.htm
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小野測器 e-Shop(ネット販売)情報
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AG-3300シリーズ マイクロホン延長ケーブルを追加しました。
-騒音計用 AG-3301/3302/3304 マイクロホン延長ケーブル
http://www.onosokki.co.jp/Store/slmeter/ag3300.htm
○2010年4月より、取扱品目を大幅に増やし新装オープン致しましたネット販
売のイーショップでは、計測器本体をはじめ、オプションケーブル、消耗品、
取扱説明書、コネクタなど現在377品目を簡単な手続きで、御購入いただけ
ます。
○在庫がある商品は、午前中に御注文をいただければ、即日発送にも対応して
おります。お支払い方法は 銀行振込み、代金引換、受取時カード払いの中
からお選びいただけます。
○早くて便利なイーショップを今年もご利用ください。
<小野測器 e-Shop トップページ>
http://www.onosokki.co.jp/Store/top.htm
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身近な計測
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今月は地震波のP波とS波の違いと緊急地震速報についてのお話です。
緊急地震速報は地震の起きる前に報じられますが、どのような仕組みでそ
れを察知できるのか、学校の授業で教わった方も今一度おとくんとおとう
さんの会話から思い出してみてください。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/nakaniwa/keisoku/earthquake.htm
<身近な計測トップページ>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/nakaniwa/keisoku/keisoku.htm
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新着カタログ・資料
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PDFカタログ2種を掲載しました。
- DS-3000シリーズ データステーション(データ処理 新規)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html#sv
- TH-1000シリーズ 位相差方式トルク検出器(トルク 改訂)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html#torque
<PDFカタログトップページ>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html
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取扱説明書ダウンロードサービス
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以下取扱説明書を掲載しました。
- CT-6520B デジタルエンジン回転計(低パルスセンサー対応型)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/manual/vehicle.htm#ar
<取扱説明書ダウンロードサービス・トップページ>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/manual.htm
ダウンロードいただくにはユーザー登録(フリー)が必要です。
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計測コラム
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音の測定の基礎 - 第22回「音の透過と吸音」その1
- 残響室を用いた音響透過損失の測定と理論(1)-
これまで過去6回を通じて、残響時間についてその理論と計測について解説
してきました。残響時間は、すでに述べてきたように室内の音場の特徴を表
す最も基本的な量で、直接的に室の響きを示す場合に限らず、材料の吸音率
(残響室法吸音率)や、音響透過損失(残響室 - 残響室法)などの材料の
音響性能を算出する場合にも計測される重要な物理量です。室内の使用目的
に合わせて適正な響きと静けさを実現するには、残響時間の設計と外部から
の騒音の遮断が重要です。騒音の遮断には、遮音と吸音の技術が使われます。
そこで、今回から、残響時間をベースに計測される音の透過と吸音を扱って
いきます。まず、残響室を用いて計測する音響透過損失の計算式の意味を理
論的に押さえておきたいと思います。理論的に理解することで、室内の音へ
影響する要素が何であるか、また影響の仕方がどの程度かが、現場で経験す
るときに感覚的に掴み易いということもあります。数式が少し出てきますが、
大まかな流れだけでもご理解いただければ幸いです。理論の説明は次回以降
です。
試験室での音響透過損失の計測は二つの方法があり、一つは[残響室−残響
室]を組み合わせた試験施設、もう一つは[残響室−無響室]を組み合わせ
た試験施設で行います。前者の場合(図1)、音源室側から出力した音(ラ
ンダムノイズ)が、室内で拡散し、両者の隔壁に設置した試料にあらゆる方
向から音が入射して、さらに試料から受音室側に透過し、透過した音が受音
室側で拡散します。このときに、音源室、受音室の平均音圧レベルと、受音
室の残響時間から音響透過損失を求めます。
[残響室−残響室]の測定方法は、“JIS A 1416:2000 「実験室における
建築部材の空気音遮断性能の測定方法」(ISO 140-1:1997)”で規定され
ています。測定条件などの詳細は規格を参照してください。音響透過損失は、
以下の式1で求めます。測定値は、先に説明したように以下に記述するL1、
L2、Tです。
(続きはこちらのPDFをご覧ください)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/eMM_back/emm112.pdf
(KI)
<バックナンバー>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/eMM_back/backcontents.htm
(バックナンバー上に今までの計測コラムのタイトル一覧を掲載しました。)
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◆◇◆編集後記◆◇◆
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2011年が始まり、早いもので4週間が経過しました。
皆様は順調な仕事のスタートを切られたかと思います。
皆様は、お正月をどのように御過ごしになられたでしょうか?
私はあいかわらずの寝正月ですが、今年は珍しく箱根駅伝を長時間にわたり、
見ました。どうしても、母校を応援してしまうのが、人情ですね。
さて、メールマガジンは、今年も皆様にお役に立つ情報の発信を心がけて
編集させていただきます。
本年も引き続き、御愛読いただけますようお願いいたします。 (ま)
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発行(株)小野測器 http://www.onosokki.co.jp/
お客様相談室 mailto: onosokki.co.jp
編集責任者 加藤 雅治
発行責任者 小嶋 治夫
本メールは2008年12月1日に施行されました特定電子メール法の改正法に準
拠して配信されております。
○特定電子メールの送信等に関するガイドライン
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/d_syohi/pdf/m_mail_081114_1.pdf
○総務省ホームページ
http://www.soumu.go.jp/
登録内容の変更・停止はこちら
https://www.onosokki.co.jp/EMM/emm.htm
バックナンバー
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/eMM_back/backcontents.htm
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Copyright(C), 2001-2011 Ono Sokki Co., Ltd.
許可なく転載することを禁じます。
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