メールマガジンバックナンバー & 計測コラム
メールマガジンバックナンバー
108号 2010年09月22日発行
小野測器 2010年09月22日発行--------------------------------------------------------------------
ONO SOKKI -- info channel 9月号 第108号
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本メールマガジンは、配信のご希望を頂いたお客様へお送りしております。
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お知らせ
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■2010年秋季音響振動技術セミナーのお申し込み状況
皆様にご好評を頂いている音響・振動技術セミナーですが、9月22日現在
各コースとも、まだ若干名様のお席の余裕がございます。
ご参加をご検討いただいている皆様にはお早めにお申し込み下さるようお
願いいたします。お申し込み状況はホームページ上でご案内いたしており
ます。
○各コースの日程:
Aコース ~FFTアナライザーの基礎原理と基礎知識・操作の解説~
「FFTアナライザーの基礎と実習」 2010年10月6日(水)名古屋会場
Bコース ~振動の基礎、振動計測・解析の基本の解説~
「FFTアナライザーによる振動解析の基礎」 2010年10月7日(木)名古屋会場
Cコース ~音の性質、用語解説、騒音測定の解説~
「音響測定の基礎と実習」 2010年10月8日(金)名古屋会場
○参加費用:1セミナー お一人様 \31,500.-(税込)
○定員:各セミナー日程 定員20名
○時間:9:30~17:00
○会場:名古屋 サンプラザ シーズンズ
(〒465-0036 名古屋市名東区藤里町1601番地 TEL:052-774-0211)
http://www.sunplaza-seasons.jp/access/
<音響振動技術セミナーのご案内(お申し込み状況)>
https://www.onosokki.co.jp/HP-WK/seminar/seminar.htm
■CF-4500 FFTコンパレーター ユーザ様ページにサンプルプログラムを追加
サンプルプログラム1点を追加しました。CF-4500ブロックメモリーのデータ
を使用して、平均値、最大値、最小値を計算しファイルに出力することがで
きます。
また、計算した結果に対して、補正をすることができますので、オプション
のシェイプコンパレーター機能の判定ラインデータに使用することができます。
ダウンロードにはユーザー登録が必要です。
-「シェイプコンパレーターデータメーカ」サンプルプログラム
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/registration/newregistration.htm#cf0
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小野測器 e-Shop(ネット販売)情報
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■e-Shop取扱製品専用検索窓 "e-Shop Search"を設置
e-Shop各ページ内にe-Shop取扱製品を横断検索できる検索ボックスを追加し
ました。モデル名や製品名称あるいはその一部、または特長キーワードを入
力して頂くことで関連する製品の画像や価格、詳細ページへのリンク等を一
覧表示します。検索ボックスをご利用して頂くことで、お探しの製品を素早
く簡単に見つけることが出来ます。
■リニアゲージカテゴリに直視型リニアゲージ、プリンタ、リニアゲージ用
測定子、スタンド等を追加
http://www.onosokki.co.jp/Store/gauge/gauge.htm#0
■消耗品・周辺機器カテゴリにコネクタ関連20種類、線材類11種類を追加
https://www.onosokki.co.jp/Store/common/common.htm#4
○小野測器 e-Shop は即日発送にも対応、お支払い方法も銀行振込み、代金
引換、受取時カード払いの選択が可能です。早くて簡単・便利なe-Shopを
ご活用ください。
<小野測器 e-Shop トップページ>
http://www.onosokki.co.jp/Store/top.htm
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製品 サービス
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■ECU適合試験計画ツール “DOE Planner”の受注・販売を開始
ECUマップ最適化支援ツール“ORANGE”用として、計測点を決定するための
ECU適合試験計画ツール“DOE Planner”をバージョンアップしました。
エンジンの制御パラメータ増加やエンジンECUの動作限界のため、従来の実
験計画手法ではうまく計測点を生成できない場合でも、独自に開発した実験
計画手法“凸境界衝突法”により、実験点を効率的に配置することが可能と
となります。
従来の手法では、8パラメータの動作限界内での実験点の配置に数時間かか
っていましたが、“凸境界衝突法”により、十数分程度で計画点の配置を行
うことが可能です。10パラメータでも30分程度で計画が完了します。
ECU適合試験計画ツール “DOE Planner”は10月1日より受注・販売を開始し
ます。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/press/press_old/10_09_15.htm
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良く受ける質問と回答 FAQ
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■CF-4500 FFTコンパレーター FAQ にPDF簡易操作手順書2種を追加
- 簡易操作手順書 「メモリーの操作方法」(PDFファイル)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/pdf/cf4500memory_op.pdf
- 簡易操作手順書「外部リレーの設定」(PDFファイル)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/pdf/cf4500relay_setting.pdf
■DS-2000シリーズ データステーション関連 FAQ 、以下のPDF簡易操作手順書
を改訂
- 簡易操作手順書「DS-0223リアルタイムオクターブソフト“JIS B 7761-3
(ISO 5349-1) に対応した手腕系振動測定手順”」(PDFファイル)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/pdf/ds0223_hand_ISO5349.pdf
■ハンディ回転計関連 FAQ に以下項目を追加
- 「HT-5500 接触・非接触両用式ハンディタコメータ
“周速リングがあてられない場所で、回転軸は出ていて、回転体の直径は
分かっている。回転速度から周速度が求められないか?”」
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/tach/ht5500circspeed.htm
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取扱説明書ダウンロードサービスページ
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以下取扱説明書を掲載しました。
- GSシリーズ 新型リニアゲージセンサー(新規)
- DG-5100 ゲージカウンタ(新規)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/manual/dimension.htm#1
<取扱説明書ダウンロードサービスページトップページ>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/manual.htm
ダウンロードにはユーザー登録が必要です。
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新着カタログ・資料
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PDFカタログ改訂版5種を掲載しました。
- 寸法・回転・騒音・振動 Factory Use セレクションガイド(総合 改訂)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html#0
- DS-3000シリーズ データステーション(データ処理 改訂)
- CF-4500 FFTコンパレーター(データ処理 改訂)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html#sv
- NP/AU/GKシリーズ 振動・アナログ信号処理システム(音響振動 改訂)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html#sv
- TS-7700システム トルクステーション Pro(トルク 改訂)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html#torque
<PDFカタログトップページ>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html
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計測コラム
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音の測定の基礎 - 第18回「残響理論と残響時間の測定」その4
- Sabine の残響時間適用の限界と Eyring の式 -
前回は、Sabine の式の成り立ちを、理論からではなく、残響時間という概
念を定式化した当時の実験的なアプローチについてご紹介しました。繰り返
しになりますが、Sabine の式は、以下のように、室の容積に比例し、等価
吸音面積に反比例する簡単な式です。
T = K V / A (1)
T:残響時間(秒)
K = 0.161
V:室容積(m^3)
A:室の等価吸音面積(m^2)
この式は、拡散音場で指数減衰に従う場合には正確で、残響室のように残響
時間が長く拡散の良い室では実測値と良く一いたします。しかし、残響時間が
短い室や、拡散の悪い室(例えば、天井高が低く、幅と奥行きに比率が大き
い室や、吸音材が偏在する室)では、(1)式で求める残響時間と実測値の差
が大きくなる傾向があります。
例えば、平均吸音率 α = 1.0の場合、室を構成する境界面の吸音率が 1.0
(完全吸音)ということですから、残響時間は 0秒になるはずですが、(1)
式では値をもってしまいます。
このような物理的な解が明快なケースで整合が取れないことで、この矛盾は、
晩年の Sabine を大変悩ませたと言われています。
この問題を解決したのが Eyring です。今日、ホールや映画館、会議室など
の残響時間を検討する場合には、Eyring の式に、空気吸収という音波吸収
の項を付加した Eyring-Knudsen の式を用いるのが一般的です。今回と次回
は、その Eyring-Knudsen の式の導出について説明してみたいと思います。
(続きはこちらのPDFをご覧ください)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/eMM_back/emm108.pdf
(KI)
<バックナンバー>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/eMM_back/backcontents.htm
(バックナンバー上に今までの計測コラムのタイトル一覧を掲載しました。)
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◆◇◆編集後記◆◇◆
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暦の上で言えば9月はもう秋ですが、まだまだ暑い日が続いていますね。
また、急に涼しくなったり、体調を崩しやすい時期でもあります。お体に
はお気をつけていただきますようお願いします。
でも、この時期、夏を楽しむことが出来て、秋も感じられる、そんなふう
に少し考え方を変えて、季節の変わり目ならではのすごし方を楽しんでみ
てはいかがでしょうか? (ま)
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発行(株)小野測器 http://www.onosokki.co.jp/
お客様相談室 mailto: onosokki.co.jp
編集責任者 加藤 雅治
発行責任者 小嶋 治夫
本メールは2008年12月1日に施行されました特定電子メール法の改正法に準
拠して配信されております。
○特定電子メールの送信等に関するガイドライン
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/d_syohi/pdf/m_mail_081114_1.pdf
○総務省ホームページ
http://www.soumu.go.jp/
登録内容の変更・停止はこちら
https://www.onosokki.co.jp/EMM/emm.htm
バックナンバー
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Copyright(C), 2001-2010 Ono Sokki Co., Ltd.
許可なく転載することを禁じます。
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