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59号 2006年8月24日発行

小野測器                       2006年8月24日発行
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ONOSOKKI -- info channel                    第59号
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**********************8月のコンテンツ *****************************

▼お知らせ

 ○製品ご登録ユーザ様向け簡易取説「FFTアナライザによる振動解析」
 ○2006年秋季音響振動技術セミナー

▼音響系アプリケーション

 ○携帯電話や小型スピーカの周波数特性(f特)を簡易的に測定する方法

▼アプリケーションe-見積

 ○「デジタルゲージ関連」に追加

▼よく受ける質問と回答FAQ

 ○XN-8000シリーズレポライザFAQに2項目を追加
  -「音響校正器を使用した騒音計との校正方法は」
  -「グラフのデータをテキストファイル保存するには」
 ○DS-2000シリーズデータステーションFAQに2項目を追加
  -「DS-0222トラッキング解析ソフトでスループットしたデータから特定
   の回転数での時間波形とパワースペクトル波形を表示させる方法?」
  -「DS-2000シリーズ本体背面のモニター出力は何V出るのか?
    また、フィルタはかかるか?」
 ○CF-4200シリーズパーソナルFFTアナライザFAQに2項目を追加
  -「CF-4210/4210A/4210Zで表示データをプリントアウトする方法」
  -「CF-4220/4220A/4220Zで表示データをプリントアウトする方法」

▼Web3Dイメージカタログ

 ○MI-8100指向性マイクロホン+マイクロホンホルダ

▼DWG/PDF外観図

 ○CC-0071 CF-7200用ハードキャリングケース

▼計測コラム

 ○「Repolyzer World(XN-8000シリーズレポライザ)」開発話-1

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    (お願い:リンクURLが複数行に渡る場合には繋げてください)

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◆◇◆お知らせ◆◇◆
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■製品ご登録ユーザ様向け簡易取説「FFTアナライザによる振動解析」

 CF-7200データパレット、DS-2000シリーズデータステーション、XN-8000
 シリーズレポライザのご登録ユーザ様向けに、振動解析の基本である
 “ハンマリングとモード解析”を中心に詳細解説した、
  実践解析編<オリジナル約80ページ(3MB)>PDFファイル
 をアップしました。各機種毎に、「FFTについて」からはじめて、
 「伝達関数の計測」から「バットのハンマリングと簡易モード形状の
 作成」までを、実機操作や注意点等を含めて計測解析現場向けにコン
 パクトに解説しています。
 これから順次製品ご登録ユーザ様ページへの有効情報掲載をすすめて
 まいります。 
 (閲覧・ダウンロードには各機種毎のユーザ登録が必要です)

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/registration/newregistration.htm

■2006年秋季音響振動技術セミナー

 皆様にご好評を頂いている音響・振動技術セミナーですが、8月24日現在
 未だ若干名様のお席の余裕がございます。ご参加をご検討いただいて
 いる皆様にはお早めにお申し込みいただけますようお願いいたします。
 なお申し込み状況は順次ホームページ上でご案内いたしております。

 10月 6日「音響測定の基礎」(名古屋会場)
 10月19日「FFTアナライザによる回転次数比・ラッキング分析の基礎」(横浜会場)
 11月 1日「FFTアナライザによる振動解析の基礎」(大阪会場)

 参加費用: お一人\25,000
 お申込み: 下記より(ホームページ上からオンライン)

https://www.onosokki.co.jp/HP-WK/seminar/seminar.htm

※9月12日並びに10月20日は募集を締め切らせていただきました。

  セミナーに関してのお問合せ先:
   SV開発センター 企画・販促グループ   担当:小澤、幡(はた)
   e-mail:ds2000_supportonosokki.co.jp
   tel:045-935-3866 fax:045-935-3927

 

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◆◇◆音響系アプリケーション◆◇◆
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■携帯電話や小型スピーカの周波数特性(f特)を簡易的に測定する方法

 携帯電話や音響機器に使われているスピーカの音響特性を簡易的に
 解析評価するために、騒音計とFFTアナライザを組み合わせて、周波数を
 変化させながら周波数特性を測定する方法を5例ご紹介します。

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/application/speaker_1.htm

 

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◆◇◆アプリケーションe-見積◆◇◆
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 「デジタルゲージ関連」にUSB対応多チャンネルカウンタユニット
 DG-3350/3250を使用した例として以下6項目を追加

 ○大型成型品や建材の応力試験
  ユニットバスや、組合住宅の壁、ドアー、自動車や電車のボディに曲
  げ応力やひねりを加えて、その時の各測定点の変位を測定します。

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/estimate/gage_b_1_3.htm

 ○自動車用ウィンドウガラスなどの曲面測定や液晶パネルの平坦度測定
  自動車のウィンドウガラスや液晶パネルの平坦度測定を行います。
  予め別の方法で正確に測定したマスターピースを当てて全てのリニア
  ゲージセンサを表示器側でオールリセットし、その後、製造ラインの
  ウィンドウガラス等を測定し、マスターピースとの比較値で合否判定
  を行います。

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/estimate/gage_b_1_4.htm

 ○自動車ボディ形状測定
  自動車のボディにある一定の荷重を徐々に加え、その時の測定点の
  変位を多チャンネルで測定します。荷重と変位の関係からボディの
  強度がわかります。

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/estimate/gage_b_1_5.htm

 ○タービン軸などの偏心量の測定
  タービン軸などのように軸に段差をもつものの偏心量を多点同時
  計測・演算により短時間で効率よく求めるます。測定・演算結果は
  パソコンで表示、データ保存することができるため、品質管理等に
  も有効です。

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/estimate/gage_b_3_3.htm

 ○建築・土木材料の強度試験 3
  被試験材料に荷重を掛けると、荷重により材料が変形します。
  その荷重-変位量の関係をレコーダなどに記録し、材料の強度特性
  を調べます。

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/estimate/gage_c_2_4.htm

 ○産業用ロボット位置決め、原点復帰試験
  原点復帰した時の位置精度などを多チャンネルで測定します。

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/estimate/gage_c_5_2.htm

 <デジタルゲージ関連アプリケーションe-見積トップページ>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/estimate/index2.htm

 

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◆◇◆よく受ける質問と回答FAQ◆◇◆
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■XN-8000シリーズレポライザFAQに2項目を追加

 ○「音響校正器を使用した騒音計との校正方法は」
  騒音計を使用し、XN-8000シリーズレポライザで騒音の周波数分析する
  とき、初めに騒音計との校正を行いますが、測定時に校正時のレンジ
  とは別のレンジで使用する場合の、調整手順を解説します。

 ○「グラフのデータをテキストファイル保存するには」
  解析後のグラフデータをテキストファイルとしてエクスポートする
  方法を解説します。エクスポートされたテキストファイルはエクセル
  等の表計算ソフトで直接開くことが出来ます。

 <XN-8000シリーズレポライザFAQ>

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/xn8000/xn8000FAQ.htm

■DS-2000データステーションFAQに2項目を追加

 ○「DS-0222トラッキング解析ソフトでスループットしたデータから特定
  の回転速度での時間波形とパワースペクトル波形を表示させる方法?」
  スループットした全データの中から特定の回転速度データを抽出して、
  その回転速度での時間波形とパワースペクトルを表示させる手順を解説
  します。

 ○「DS-2000シリーズ本体背面のモニター出力は何V出るのか?
  また、フィルタはかかるか?」
  ある設定電圧レンジの時に得られるモニター出力はどのように計算
  されるか、並びにモニター出力にA特性フィルタ等のアナログフィルタ
  を掛ける手順を解説します。

 <DS-2000シリーズデータステーションFAQ>

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/ds2000/ds2000.htm

■CF-4200シリーズパーソナルFFTアナライザFAQに2項目を追加

 ○「CF-4210/4210A/4210Zで表示データをプリントアウトする方法」
 ○「CF-4220/4220A/4220Zで表示データをプリントアウトする方法」
   CF-4200シリーズパーソナルFFTアナライザの解析画面イメージを
     外部プリンタ等でプリントアウトする方法を解説します。

 <CF-4200シリーズパーソナルFFTアナライザFAQ>

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/cf4200/cf4200FAQ.htm

 

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◆◇◆Web3Dイメージカタログ◆◇◆
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 製品外観を三次元立体イメージで上下左右任意方向捉えることが可能な
 Web3Dに以下製品を追加しました。

 ○MI-8100指向性マイクロホン+マイクロホンホルダ
  *マイクロホンホルダはMI-8100のオプションです。

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/3d/infomi8100.htm

 

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◆◇◆DWG/PDF外観図サービスページ◆◇◆
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 製品外観図を追加しました。

 <FFTアナライザ・データステーション 関連製品>
 ○CC-0071 CF-7200用ハードキャリングケース

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/outerview/fft_relate.htm

 <外観図トップページ>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/outerview/overallview.htm

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◆◇◆計測コラム◆◇◆
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 「Repolyzer World(XN-8000シリーズレポライザ)」開発話-1

 計測の難しい話はチョット置いておいて、今月から5話に分けて
「Repolyzer World(XN-8000シリーズレポライザ)」の開発へ
 の思い入れ、苦労話を開発担当者の生の話をお伝えします。
「 Repolyzer World 」はDS-2000シリーズデータステーションとは発想
 を大きく変えて開発された商品ですが、DS-2000シリーズデータステー
 ションとは大変相性がよく作られています。ハード部はDS-2000シリーズ
 データステーションを使用し、データ測定がそのままレポートとなって
 画面に表示され、プリントアウトできます。また、DS-2000シリーズ
 データステーションでデータ収録後、データ解析やレポート作成用ソフト
 としてもご利用いただくことが出来ます。 では、話をお聞きください。

1.開発コンセプト

 Repolyzer(レポライザ)の名が示す様に、「計測ソフトとレポート
 ソフトの融合」が最大のコンセプトです。全く別の物、例えるならば、
 “油と水”を一緒にする様な商品化の難しさがありました。“水と油”
 を上手く併せると“美味しいドレッシング”が出来る様に、Repolyzer
 を造り、商品化しました。
 まず、最初のアプローチは、“逆転の発想”でした。
 つまり、「計測⇒レポート」ではく、最終成果物のレポートから発想
 して、商品化を考えました。お客様は、最終成果物のレポートを
 イメージする事で、なるべく計測の事を考えてなくてよいそのような
 商品にしようと考えました。なぜなら、お客様は、計測するのが主業務
 ではないと考えたからです。
 つまり、「計測したデータを上司に報告する。」または、「計測データ
 からお客様の製品の品質を向上させる」が主業務と考えました。
 そこで、お客様の業務全体をサポートできるソフトウェアを開発して
 提供していく事にしました。Repolyzerでは、無償のビューアを用意し
 ています。これを使う事で、波形が動く報告書としてデータが共有で
 きますし、急ぎのデータレポート作成では効果が絶大です。
 また、業務の中心が、“対策前後”や“現行品と新製品”などのデータ
 比較業務だと言うことも考慮しました。データの比較については、
 計算式やコマンド式を使用せずに、グラフをドラッグする事で、重ね書
 きさせたり、平均などの演算をさせたりする事が可能です。
 Repolyzerは、報告書にデータが飛び込んでいくイメージの商品になって
 います。データは、生の計測データを始め、ORF形式やWAV形式のレコー
 ディングデータ、DAT形式やTXT形式のグラフデータが、同一操作で扱え
 ます。その上、画像や図形も同じ操作ですので、一度でもお絵かき
 ソフトや、ExcelやWordで図形を貼り付けた事がある方なら、抵抗なく
 Repolyzerをお使い頂けます。
 あるお客様から、「報告書のデータを入れ替えてくれ」と上司から指示
 があったそうですが、Repolyzerだったので「数十分で対応できた」と
 歓びの声を頂いています。今までは、計測ソフトを起動して、データの
 波形を再度確認して、テキスト変換をして保存します。そして、Excel
 やWordでそのテキストデータをグラフにして、報告書を再作成していた
 ので、数時間の作業だったとの事でした。
                              (by kobamoto)

 <XN-8000シリーズレポライザ製品 サービス>
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/software/others/repolyzer.htm

 

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編集後記

 5月からズーッと梅雨入り、真っ青な青空ってドコサ行ったサ?
 熱さも増して蒸し暑いだけ。カラッとした五月晴れがあってセミが鳴いて
 そして夏が来てたのに、今年はどうしたの? もう台風が上陸して被害が
 繰り返される。蒸し蒸しのままで夏の季節は無しなの?
 いえいえ夏はやはり甲子園に来ていました。熱闘にあおられ家の中で
 夏ばてビール腹。青魚には脳の働きを活発にするドコサヘキサエン酸や
 血液をサラサラにするエイコサペンタン酸が含まれるそうな。そうか
 アジのたたきを食べて頭すっきり、血液涼しくなろう。なかなかいい
 アイデアと思ったのに、アジがスーパーに無い。考えることは皆同じ・・
 じゃなく盆で漁業が休み。秋刀魚の初物に変更。頭がさえて眠れない。
 やはり夏は眠れないものですね。

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   発行(株)小野測器 http://www.onosokki.co.jp/
      お客様相談室 mailto: csonosokki.co.jp
   編集責任者   野田 幸治

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