メールマガジンバックナンバー

メールマガジン52号補足

抵抗のない床に、質量mが有り、バネとダンパーで結合されている。この質量を少し右にずらして静かにはなすと、質量はバネの力で左に戻されますが、ダンパーにより急には元に戻りません。ダンパーは速度に比例した抵抗(減衰力)を示すからです。振動しながら元に戻ることもあり、振動せずに戻ることもあります。これは、質量・バネ・ダンパーの大きさで決まります。

「質量を少し右にずらして、静かにはなす」、この時を時間t=0とすると、それ以後は外力がありません(f (t) = 0)ので、よって外力のない運動方程式は;

初期条件 t = 0の時、x = ずらし量(m)