メールマガジンバックナンバー & 計測コラム
メールマガジンバックナンバー
5号 2002年 2月22日発行
小野測器 2002年2月22日発行--------------------------------------------------------------------
ONO SOKKI -- info channel 第5号
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■ ホームページのトップページをリニューアル ■
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******************** 2月のコンテンツ *******************************
▼お知らせ
○サーバメンテナンスのご案内
○春季音響・振動技術セミナー
○2002年上期展示会スケジュール
▼製品 サービス
○FAMS-8000 計測制御システム
○MATLAB データ計測・解析ソフトウェア
○DS-0224 1/N リアルタイムオクターブ解析
○DS-0243 オクターブトラッキング解析
○DS-0244 キャンベル線図機能
▼技術情報
○フリープログラムダウンロードページの更新
○よくお受けするご質問と回答ページの大幅拡充
CF3000、DS2000の簡易操作手順書等々
○DXF/PDF外観図サービスページに回転検出器を追加
▼新着カタログ・資料
▼計測コラム
「誤差と精度」
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(お願い:リンクURLが複数行に渡る場合には繋げてください)
◆◇◆お知らせ◆◇◆
1. サーバメンテナンスのご案内
サーバメンテナンスのため下記2日間、当社の全ネットワークを停止
いたします。皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご了承
のほど、お願いいたします。
停止日付:2月23日(土)~24日(日)
時間:23日午前9:00~24日午後17:00
2. 音響・振動技術セミナー
1月にご案内いたしました春季音響・振動技術セミナー、3月14日
開催分は定員に達し、募集を締め切らせていただきました。
なお、4月12日「FFTアナライザーの基礎と実習」セミナーには、未
だ若干お席の余裕がございます。また、5月24日「騒音測定の基礎」
セミナーは今日現在10名の申込をいただいております。
お申し込み状況はホームページ上で順次ご連絡いたしておりますので、
ご参考としてください。ご参加をご検討いただいている皆様、お早め
にお申し込みください。
会場:小野測器本社(横浜) 参加費用: \25,000(お一人様)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/seminar.htm
4. 2002年上期展示会スケジュール
2002年度上期展示会スケジュールが決定しました。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/press/Exhibition.html
◆◇◆製品 サービス◆◇◆
1. FAMS-8000 計測制御システム
ソフトウェアのモジュール化により自動車の燃費性能試験、排ガス試
験や駆動系試験等様々な試験に適合可能な計測制御システム。
試験方法や排ガス規制法等のこれからの変化にも柔軟に対応する優れ
たソフトウェアと標準規格品を採用することで部品環境の変化にも対
応できるハードウェアにより、将来に亘って信頼性の高いシステム構
築が可能です。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/vehicle/fams8000.html
2. MATLAB データ計測・解析ソフトウェア
1月にご案内したサイバネットシステム株式会社主催「MATLAB & Part
-ner Expo 2002」に多くの方にご来場いただき、誠に有り難うござ
いました。同展示会並びにセミナーで発表いたしましたDS-2000マル
チチャンネルデータステーション+MATLABによるデータ計測・解析シ
ステムの詳細をご案内いたします。
このシステムでは、DS-2000をMATLABから直接操作し、DS-2000 計測
ユニットで処理された時間軸波形、パワースペクトル、フーリエスペ
クトルなどの瞬時および平均化処理後のデータをリアルタイムで収集し、
MATLABの高度な2次元処理機能を使用して、音響・振動の高精度シミ
ュレーションを実現可能とします。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/software/ds/matlab.htm
3. DS-0224 1/N リアルタイムオクターブ解析
振動・騒音などの信号のパワーを 1/6、 1/12、1/24 オクターブバン
ドで分析表示します。 0.701 Hz ~ 17.20 kHz(1/24 オクターブ)ま
でを同時解析するとともに、最大値、最小値、パワー平均値、パワー
合計値を同時に測定します。DS-2000マルチチャンネルデータステーシ
ョンのオプションソフトウェアです。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/software/ds/ds0224.htm
4. DS-0243 オクターブトラッキング解析
オクターブトラッキングは、回転情報を入力し、一定回転毎にリアル
タイムオクターブ解析データを取り込んで、回転数毎に各バンド毎の
レベル変動を分析します。回転機器の音響・振動データ解析に有効で
す。DS-2000マルチチャンネルデータステーションのオプションソフト
ウェアです。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/software/ds/ds0243.htm
5. DS-0244 キャンベル線図機能
縦軸に周波数、横軸に回転数、斜軸に回転次数をとり、パワースペク
トルの大小を円の大きさで表したものがキャンベル線図。キャンベル
線図により、パワーが大きい所の次数や回転数、周波数が一目で判り
ます。回転機器の音響・振動データ解析に有効です。DS-2000マルチ
チャンネルデータステーションのオプションソフトウェアです。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/software/ds/ds0244.htm
◆◇◆技術情報◆◇◆
1. フリープログラムダウンロードページの更新
今年に入り Windows XP も広く利用されるようになり、OSに関する
お問い合わせも増えてきました。そこで、対応OSに関しての記述を
ページ内に追加しました(PDFファイル内記述も更新)。
CF/DSシリーズFFTアナライザー用「グラフインタフェース」はWindows XP
には未だ対応しておりませんのでご注意ください。
当社フリープログラムは順次新規OSとの整合性をチェックし、最新OS
への対応を図っておりますが、OSのヴァージョンアップがここのとこ
ろ頻繁なことから、少し遅れ気味です。
また、今月はこの記述追加に加えて、VR-6100振動レベル計用の「リ
アルタイムオクターブ」ソフトを新規追加するとともに、同「画面出
力」および「リモートコントロール」プログラムをバージョンUPしまし
た。ダウンロードにはユーザー登録が必要ですのでご了承ください。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/download/progdown_list.htm
2. よくお受けするご質問と回答ページの大幅拡充
皆様からご要望を受けて今月から製品取扱説明書 or 簡単操作手順書
(PDFファイル)の掲載を開始しました。これから順次そろえて参りま
すので、ご利用ください。
<取扱説明書>
・TM-2110/2120/2130/2140 回転計(4種)
・MP-200/209 電磁式検出器(2種)
・MP-981/AP-981 磁電式検出器(2種)
・LG-916-/930 光電式回転検出器(2種)
・RP-432Z/SP-405Z ロータリエンコーダー(2種)
・PA-330Z パルス伝送器・信号増幅器(1種)
・RP-721/732 ローラーエンコーダー(2種)
<簡単操作手順書>
・CF-1200 パーソナルFFTアナライザー(1種)
・CF-3000シリーズパーソナルFFTアナライザー(5種)
・CF-5200シリーズマルチパーパスFFTアナライザー(1種)
・DS-2000シリーズマルチチャンネルデータステーション(6種)
簡単操作手順書は手作りですので、見にくい部分もあるかとも思
いますが、ご容赦ください。
なお、騒音計関連FAQに若干の追加を行うと共に、以下製品カテゴリー
ページの新設を行い、上記書類は該当カテゴリーへ納めています。
-「CF-1200」 FAQカテゴリー
-「回転計関連」 FAQカテゴリー
-「光電式回転検出器関連」 FAQカテゴリー
-「ロータリエンコーダー関連」 FAQカテゴリー
-「ローラーエンコーダー関連」 FAQカテゴリー
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/faq.htm
3. DXF/PDF外観図サービスに回転検出器項目を追加
「トルク検出器」、「ゲージセンサー」、「エンコーダ」カテゴリーに
加え、「回転検出器」カテゴリーを追加、電磁式回転検出器や磁電式
回転検出器、光電式回転検出器の外観図提供サービスを開始しました。
また、トルク検出器カテゴリーに「MDシリーズ微小トルク検出器」全
機種の外観図を追加しました。型番をMD-・・Aとし従来機種のMDと寸法
が少し変わっています。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/outerview/overallview.htm
◆◇◆新着カタログ・資料◆◇◆
今月は新規カタログ2種と改訂カタログ3種。各製品のHTML製品 サービスも
ご参考ください。
○FAMS-8000 自動計測制御システム(自動車関連)
様々な自動車関連計測に柔軟に適合可能な自動計測制御システム。
新規製品カタログとして新登場です。
○DSシリーズ 定常燃焼圧解析システム(自動車関連)
エンジン性能を最大化するためには内部での燃焼状態の計測・解析が
不可欠です。本システムはDS-2000マルチチャンネルデータステーショ
ンをベースに、高速リアルタイム性と大幅な機能UPを実現した車載に
も適した小型・軽量システムです。
○SQシリーズ&WS-5160/5150 音質評価システム
WS-5150音色シミュレーションをベースに音質評価パラメータの演算機
能を追加し,WS-5160型としました。人の感性を定量化する音質評価パ
ラメータの演算や、データ再生による耳による確認が可能になります。
○LVシリーズレーザードップラ振動計(改訂版)
2月に改訂された最新版です。
○VC-3100 振動コンパレーター(改訂版)
2月に改訂された最新版です。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html
◆◇◆計測コラム◆◇◆
誤差と精度
誤差なく測定した値を「真の値」といいます。計測器の「表示値」やメ
ーターの「指示値」など、測定によって求めた値「測定値」は、真の値
との差である「誤差」を持っています。
誤差の状態を表すのに、測定値の平均値(母平均)から真の値を引いた
値「かたより」や、測定値の値がふぞろいな程度「ばらつき」、その大
きさを表す標準偏差が利用されています。
推定した総合誤差の限界値である「誤差限界」を用いて測定結果の不確
かな程度を表す「不確かさ」や、推定したかたよりの限界「正確度」を
用いた「正確さ」を、またばらつきの標準偏差またはその整数倍した値
をとった「精密度」を用いた「精密さ」で誤差を表します。
実用的には、計測器の測定値の正確さと精密さを含めた総合的な良さを
「精度」として表しますが、計測器の誤差を計測器の有効測定範囲の上
限値を基準「基底値」にとり、基底値に対する比を百分率で表す「百分
率誤差」で精度が示されています。例えばアナログ出力では±0.5%/FS
(FS=フルスケール=基底値)などと表記されています。
短時間に同一の測定対象を同一の測定方法、測定条件で繰り返し測定し
た場合、その測定値が一致する度合いを「繰返し性」といい、測定値の
最大値と最小値の差の1/2で表すことがあります。また時間や場所を変え
同一の測定対象を同一の方法で測定した時、測定値が一致する度合いを
「再現性」といいます。
温度など測定環境の違いによる「影響誤差」、原因不明な「偶然誤差」、
測定者に起因する「間違い」「個人誤差」「視差」など誤差要因があり
ます。
測定値を温度によって補正するなど、測定値をより真に近い値にするた
めある値を加え「補正」をすることが良く行われています。補正量を比
で表した場合「影響係数」といいます。
基準にとった値とそれに対して許容される限界の値との差を「許容差」、
規定された最大値と最小値との差を「公差」として、機械加工図や品質
管理などの管理目標に利用されています。
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編集後記
ずいぶん夜明け夕暮れの時間が長くなり、暖かく感じる日が多くなり
ました。そう花粉症の季節がきたようです・・・。
当社ホームページのトップページのデザイン・レイアウトも季節を早
とりしてリニューアルしました。アクセスされた際、皆さん少し驚か
れるのではないでしょうか。リニューアルは、皆様に、より分かりや
すく・より使いやすくを目指して、毎年1回実施しております。これ
からの1年間、このデザイン・レイアウトが小野測器ホームページの
顔となります。
皆様からの”辛口の”ご意見をお聞かせ願えれば幸いです。
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発行(株)小野測器 http://www.onosokki.co.jp/
お客様相談室 mailto: csonosokki.co.jp
編集責任者 野田 幸治
登録・変更・停止はこちら:webinfoonosokki.co.jp
Copyright(C), 2001 Ono Sokki Co., Ltd.
許可なく転載することを禁じます。
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