メールマガジンバックナンバー

4号 2002年1月25日発行

小野測器                               2002年1月25日発行
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ONOSOKKI -- info channel                                                                第4号
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迎 春

2002年の幕開けです。
今朝は朝日があたり、澄みきった青空、とても明るく感じます。
今年はソルトレークオリンピック,ワールドカップとビッグスポーツ
が始まります。応援することで、またがんばる人の姿を見て、少し元
気を分けてもらえるような気がします。構造改革、不良債権問題等、
政治・経済的に難しい舵取りを迫れていますが、”日はまた昇る”こ
とを信じて、ぜひとも、日本再浮上を図る年になることを切に願って
います。小野測器も「ものづくり」にこだわり、一層頑張って参りま
す。これからも小野測器を育ててくださいますよう、よろしくお願い
いたします。

*********************1月のコンテンツ***************************

▼お知らせ

 ○2002年春季「音響・振動技術セミナー」日程決定、参加者募集開始
 ○お客様相談室への問い合わせ時間延長
 ○旧オンテックページを本体に統合

▼製品 サービス

 ○SoundPLAN 環境騒音予測ソフトウェア
 ○DS-0241M モード解析用シームレスソフト<CAT-System>
 ○WS-7340 実験的モード解析システム<ME'scope>
 ○コンサルティングページ

▼技術情報

○LA-1240/1250/1350/4350騒音計 良く受ける質問

▼計測コラム

「計測・測定」

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          (お願い:リンクURLが複数行に渡る場合には繋げてください)

◆◇◆お知らせ◆◇◆

1. 音響・振動技術セミナー参加者募集
    毎年皆様にご好評を頂いている音響・振動技術セミナーの春季開催
    日程が決定し、22日よりホームページ上での参加者募集を開始い
    たしました。春季の会場は小野測器本社(横浜)、参加費用は、
    お一人\25,000です。この機会にぜひご参加をご検討ください。
    (秋期は大阪・名古屋地区での開催を予定しております)

    3月14日「FFTアナライザーによる振動解析」
    4月12日「FFTアナライザーの基礎と実習」
    5月24日「騒音測定の基礎」

    http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/seminar.htm

    募集を開始いたしますと、例年3月分が2週間後、4月分が3週間後、
    5月分が1ヶ月後に定員の20名に達しておりますので、お申し込み
    はお早めに。

2. フリーダイヤルの受付時間延長
    お客様相談室のフリーダイヤル電話の受付時間を1月21日より2時間延
    長いたしました。メールによるご質問と合わせてご利用お願いします。

    フリーダイヤル TEL 0120-388-841 FAX 0120-045-935
    受付時間 9:00~12:00、13:00~18:00

3. オンテックのページをリニューアル
    オンテック(小野測器ファミリー会社)ページは1月21日をもって閉
    鎖し、掲載内容は大幅リニューアルを行い、全て小野測器本体ページ
    に統合いたしました。今迄の業務はコンサルティンググループとして
    継続し、再出発いたします。今迄通りご愛顧の程お願いします。
    なお、オンテックページは2月第2週末までそのまま残しておきます。

 

◆◇◆製品 サービス◆◇◆

1. SoundPLAN 環境騒音予測ソフトウェア
  SoundPLANは、道路、鉄道、工場などから発生する騒音が どのように
   伝搬していくかを予測するソフトウエアです。 都市計画、工場建設な
   どによる騒音変化を計画段階で予測したり、大規模小売店舗立地法
   (大店法)に関る騒音予測や、既に発生している騒音問題(道路、工事、
   工場)の最適改善策を短期間で予測するなど広範な環境予測計測が可能
   です。世界各国の道路、鉄道、工場の騒音予測規格が組み込まれていま
   す。日本では"ASJ Model 1998"道路騒音予測手法に対応しています。
   シェープファイル変換を導入し、GISデータとのリンクが非常に簡単に
   なりました。

   http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/software/others/soundplan.htm

 

2. DS-0241M モード解析シームレスソフト<CAT-System>
  CAT-Systemは、マルチチャンネルデータステーションDS-2000シリーズ
   「グラデュオ」を使用し、PC上で振動データの計測を行い、各種モード
   解析ソフトウェア用のファイル形式でデータ保存を行うため、計測から
   モード解析までの一連の処理を簡便に実行可能なシステムです。

   http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/software/ds/ds0241m.htm

 

3. WS-7340 実験モード解析ソフトウエア
  構造物の固有振動数と共振の状態を可視化するモード解析及び実稼動
   アニメーションを行うソフトウェアです。「実験的振動モード解析シ
   ステム」は、各種構造物の振動はもちろん振動による騒音のトラブル
   シューティングには欠かせないツールです。

http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/software/ws/ws7340.htm

 

4. コンサルティング
   「音響・振動の受託測定」、「工場騒音・振動の対策」、「異音判定
   コンサルティング」、「防音室、無響室の設計施工のコンサルタント」
   弊社音響棟の「防音室、無響室のお貸し出し」の内容をご案内してお
   りますので、ご利用ください。

   http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/category/consulting.htm

 

◆◇◆技術情報◆◇◆

1.LA-1240/1250/1350/4350騒音計
   サポートコーナーの「よく受けるご質問と回答」に当機種を掲載しま
   した。

   http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/la/la51FAQ.htm

   「よく受けるご質問と回答」コーナーは皆様からのご質問を元にまと
   めたたものです。ご利用ください。

◆◇◆計測コラム◆◇◆

「計測と測定」

 品質管理などでは、測定器を使い品質をある現象としてとらえ、それを
  数値化して管理するなど、計測することが一般的に実施されています。
 では、「計測」とは何でしょう。ある目的を持って、物事を量的にとら
  えるため、その測定のための手段方法を考え、測定し、その結果を用い
  る測定全体の総称として使われます。また、「測定」とはある一定の量
  を基準(基本量)とし、目的の量と比較し数値(または符号)を用いて表
  す(測定量)ことをいいます。
 「計測器」「測定器」はそれぞれの意味がありますが、あまりにも一般
  的な言葉なので、その様な意識することなく使われています。
  量を数値化するため、基準として用いる一定の大きさの量の事を「単位」
  と言い長さでは 「メートル」、質量では「キログラム」、時間では「秒」
  になり、また「基本量」の単位を「基本単位」といい長さでは1m、「補助
  単位」を使うと例えば1000mmになります。
 測定に普遍性を与えるため、基準として用いる量の大きさを表す方法(ま
  たはもの)を「標準」と言い、具体的に表したものが「標準器」です。

 「トレーサビリティー」は標準器や計測器がより高位の標準によって次々
  と校正され国家標準につながる経路が確立されていることを示したもので
  す。取り引きを公正にするため「計量法」など公的に取り決めた標準を基
  礎とする計測を「計量」ということがあります。秤り売りされる時に使う
  秤は重さを測る計量器、騒音を測る計量器は騒音計が定められています。

 世界共通を目的に国際単位系(SI略称)があります。国内でも計量法で
  SI単位系の使用が定めら現在の測定器はSI単位系で「測定量」を表示
  し、その測定器は「トレーサビリティー」で国家標準とつながった校正が
  されていることになります。
 「計量標準」について経済産業省計量研究所に説明あります。

 http://www.nrlm.go.jp/

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編集後記

   最近のベストセラー「世界がもし100人の村だったら」(マガジン
   ハウス発行)を読まれましたか。インターネットフォークロア(訳し
   てネットロア)とサブタイトルが付けられているように、ある一人の人
   のメッセージがE-mailの形を取って人から人へ今も世界中を駆けめぐ
   っているものをベースとして編集されたものです。
   この本は、63億人を100人(100%)に縮小して相対比較して
   あり、その数字が持っている意味が、とても身に迫ってくるものがあ
   ります。世界人口構成比や人種、貧富、エネルギー、教育等々、いわ
   ゆる西側文明社会が如何に世界の多くの人の犠牲の上に成り立ってい
   ることか---たぶん、アフガン問題がホットですが、環境を含め21
   世紀はこのあたりがクローズアップされてくるのでしょうね。
   しかし、一人のE-mailメッセージが全世界を駆けめぐる、この壮大さ
   は実感できませんがすごいことですね。info-channelも少しでもそう
   ありたいと願っています。本年もよろしくお願いします。

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  発行  (株)小野測器 http://www.onosokki.co.jp/
     お客様相談室 mailto: csonosokki.co.jp
  編集責任者   野田 幸治

  webinfoonosokki.co.jp

  Copyright(C), 2001 Ono Sokki Co., Ltd.
  許可なく転載することを禁じます。

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