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3号 2001年12月21日発行

小野測器                              2001年12月21日発行
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ONOSOKKI -- info channel                                                               第3号
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*********************12月のコンテンツ***************************

▼お知らせ

 ○初公開「DS-2000+MATLAB計測・解析システム」のセミナー&展示
 ○「消費生活用製品安全法」の改正により規制対象に「携帯型レーザ
  ー応用装置」が新規追加

▼新発売

 ○DG-3060 ゲージカード
 ○RV-3150 リバーシブルカウンタ

▼製品情報

 ○DS-2000関連ハード・ソフトウェア詳細
 ○LV-9110A レーザ測長器

▼技術情報

 ○製品外観図DXF/PDF

▼新着カタログ・資料

▼ 計測コラム

「AD変換・量子化・分解能・SN比・ダイナミックレンジ」

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   (お願い:リンクURLが複数行に渡る場合には繋げてください)

 

◆◇◆お知らせ◆◇◆

1. 初公開「DS-2000+MATLAB計測・解析システム」

  2002年1月29日&30日の2日間サイバネットシステム株式会
  社主催により開催されます【MATLAB & Partner Expo 2002】カンファ
  レンスにおいて、サイバネットシステム社とともに開発を進めており
  ました DS-2000 + MATLAB 計測・解析システムを初公開いたします。
  カンファレンスでは、同システムを展示説明すると共に、当社開発部
  門によるセミナーが同時開催されます。

  本カンファレンスは無料の事前登録制となっておりますので、この機
  会に是非お申し込みいただき、同システムの詳細をご確認下さいます
  ようご案内いたします。

  http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/press/press_old/matlab.htm

2.「消費生活用製品安全法」が平成13年1月31日に改正され、規
  制対象に「携帯型レーザー応用装置」が新たに追加されました。
  測定器もこれに類似するものは該当するとの判断です。
  弊社のHTシリーズハンディータコメータはレーザーでなくLED
  可視光方式ですので、非該当製品です。ご安心してご使用下さい。
  消費生活用製品安全法に関してはこちらの経済産業省ページを参照下
  さい。

  http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0001282/

 

◆◇◆新発売◆◇◆

1. DG-3060 ゲージカード

  PCMCIAカードインタフェースを採用し、光学式ディジタルリニアゲー
  ジセンサの出力信号をダイレクトにパソコンに取り込んで処理するこ
  とが可能です。また、付属のデータ転送ソフトを使用して計測データ
  をEXCELフォーマットに直接取り込むことも可能です。

  <プレスリリース>

  http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/press/1203_1.htm

  <製品情報>

 http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/gage/dg3060.htm

2. RV-3150 リバーシブルカウンタ

  当社のロータリエンコーダ・ローラエンコーダ・ワイヤエンコーダな
  どと組み合わせて、直線位置・変位・寸法などを測定する可逆カウン
  タです。 従来機種 RV-770/790 の後継機として、信号入力周波数
  100kHzをはじめ、豊富な外部出力や入力信号補正機能を備えています。

  <プレスリリース>

  http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/press/1218_1.htm

  <製品情報>

 http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/encoder/rv3150.htm

 

◆◇◆製品情報◆◇◆

1. DS-2000関連ハード・ソフトウェア詳細

  カタログの記載だけでは解りにくかった各種ソフトウェア、ハードウ
  ェアの詳細情報ページを用意しました。

  -DS-0221 汎用FFT解析
  最大32チャンネル、40kHz、6400ラインのFFT解析を可能とするベー
  シックソフト。多点同時振動・騒音解析も可能となります。

  -DS-0222 トラッキング解析
  最大32チャンネル、400次のトラッキング解析を可能とするソフト。
  エンジン・大型回転機器の挙動解析・故障診断を効率的に行うこと
  が出来ます。

  -DS-0223 1/1・1/3リアルタイムオクターブ解析
  最大32チャンネルの1/1、1/3リアルタイムオクターブ解析が可能で
  す。

  -DS-0225 3次元音響インテンシティ解析
  3次元で音の流れの方向と大きさを可視化する音響インテンシティ
  測定プログラムと音源位置の測定に用いられる音源探査プログラム
  の2つの機能から成るソフト。音源位置の推定、音源からの放射量、
  測定面を通過していく音響エネルギーの方向などを求めることがで
  きます。

  -DS-0228 燃焼解析
  エンジンの燃焼状態の筒内圧信号から圧力上昇率、熱発生率、ポリ
  トロープ指数等のクランク角度ベースの解析、図示平均有効圧、燃
  焼期間角度をはじめとした各種の燃焼パラメ ータを求めます。また、
  噴射圧、針弁リフト量から、噴射関係の噴射率、噴射量等の解析も
  同時に行うことが出来ます。

  -DS-0231 音響パワー計測(音圧法)
  計測用マイクロホン・プリアンプを汎用入力ユニットと組合わせる
  ことにより,JISおよびISOに準拠した,音圧法による音響パ
  ワーレベル測定を簡単に行なうことが出来ます。

  -DS-0232 遮音・吸音特性計測
  計測用マイクロホンと汎用入力ユニットの組合わせにより,最大
  32チャンネルの同時解析を可能とするソフト。ホールや会議室等
  の建築物や建築材料を評価する際に必要とされる、室間音圧レベル
  差、残響時間、吸音率、音響透過損失、床衝撃音といった各種測定
  が可能です。

  -DS-0234 音響パワー計測(音響インテンシティ法)
  特別な施設を必要とせず、現場で実稼働中の機器や、計測ルームに
  入れることができないような大きな機器の音響パワーを計測するの
  に便利な音響インテンシティ法のソフト。JIS及びISOに準拠した音
  響パワーレベル測定を簡単に行うことが出来ます。

  -DS-0250 スループットディスク機能
  アナログ信号をA/D 変換した後のデジタル信号を、連続的にパソコ
  ンのハードディスクに記録します。1ファイルに最大 4 GB まで記
  録する事が可能です。記録されたファイルは、パソコンのみで後解
  析することができますので、現場でデータ取得し、オフィスに戻っ
  てじっくり解析することが可能となります。

  -DS-0292 内蔵バッテリユニット
  外部電源が取れない環境で使用するためのバッテリー電源ユニット
  です。専用バッテリーパック2個で、4chセットを約8時間、8 ch
  セットを約5時間駆動可能です。
  本ユニットは,8チャンネルユニットまでの対応となります。

  -DS-0252 遮音特性計測
  -DS-0253 床衝撃音計測
  -DS-0254 残響室法吸音率計測
  DS-0232遮音・吸音特性計測ソフトを機能毎に分けたものです。

  -WS-5220 応力トラッキング解析ソフト
  回転体の部品強度安全性確認のための疲労解析ソフト。各回転数毎
  の最大応力値と最小応力値を計測し、また、あらかじめ入力された
  初期応力も加味して、その部材の疲労限度線図上で実稼動応力がど
  のような挙動を示すかをリアルタイムでモニターでき、かつその安
  全率を求めることができます。

 DS-2000の本体ページのハードウェア・ソフトウェア欄の各製品リン
 クから各詳細ページにリンクしています。

  http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/data/ds2000.html

 なお、この他のハード・ソフトオプション詳細ページも今後順次整備
 してゆく予定です。

2. LV-9110A レーザ測長器

 OA 機器や、工作機械・移動ステージ等の精密位置決め機構を有する
 機械の直線移動量測定を、0.01μmの高分解能・ ±0.01 μm ± 1
 ppmの高精度・最大 2 m/s の高追従速度で実現するHe-Neレーザ測長
 器です。

  http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/lv9110a.html

 

◆◇◆技術情報◆◇◆

1. 製品外観図DXF/PDF

  今月からロータリエンコーダRPシリーズ関連外観図提供サービス
  を開始。これから徐々に種類を増やして行きます。ご期待下さい。

  http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/outerview/encoder.htm

 

◆◇◆新着カタログ・資料◆◇◆

今月はPDF化されたカタログが新規2種と改訂1種。

○ショートフォーム総合カタログ No. 20 <総合>
  ほぼ3ヶ月毎にコンスタントにUPDATEされている総合カタログ最新
  版(PDF画面左のしおり欄から希望ページへダイレクトリンク)

○RV-3150 リバーシブルカウンタ <寸法・変位>
  直線位置・変位・寸法などを測定する可逆カウンタです。従来機種
  RV-770/790 の後継機となります。よりスマート(DIN規格サイズ)
  に、より使いやすくなって新登場です。

○LV-9110A/8600 レーザ測長器 <寸法・変位>
  光の波長精度で直線位置を計測するレーザ測長器。高分解能・高精
  度タイプのLV-9110Aと高速応答・低価格タイプのLV-86002機種。ア
  プリケーションや2次処理ソフトを含めて詳細解説されています。

  http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html

◆◇◆計測コラム◆◇◆

「AD変換・量子化・分解能・SN比・ダイナミックレンジ」

 センサーから得られる電圧信号などのアナログ信号を特定の周波数で
 サンプリングし数値化することをAD変換といいます。
 (analogue-to-digital conversion)

 AD変換の精度は数値の桁数で表され、一般的に2進数の桁数8ビット
 (bit)などと表現されます。
 8bitのうちの1bitは符号(極性)に使われますから、最大振幅を1と
 すると最小の刻みは 2^-7(1/128)になります。この最小の刻みを最小
 単位と考えれば、その何倍かで数値を表すことが出来ますから、これ
 を量子にたとえ、量子の数で現すという意味でAD変換を量子化(振幅
 量子化)と言うこともあります。
 また、この事を分解能という用語を使うと、AD変換は最大1の振幅を何
 階かに分解できる意味から分解能8bitで256階調、分解能10bitで1024
 階調などと表現します。

 さて連続波形はAD変換され量子化されたデータは最小の刻みより細か
 くなりませんので、量子化されたデータと実際の値とに差が生じます。
 その差を量子化誤差、その誤差による波形の歪みは量子化ひずみと言
 われます。これは元の波形から見れば量子化誤差分の雑音が加わった
 ものと考えられます。量子化誤差を小さくするには桁数を多く取るこ
 とが分かります。

 雑音の程度を現すのに信号電力の雑音電力に対する比としてSN比
 (S/Nとも表し普通dBで表す signal-to-noise ratio)があります。
 量子化誤差をS/Nとして表すと次式で求めることが出来ます。

   S/N=6b+4.8-20LogP
       b:2進桁数(極性1bit含み)
       P:信号の最大振幅と平均振幅の比

 正弦波ではP=√2 (2のルートを取ったものとご理解下さい)
 b=16bitの場合で計算すると

 S/N=97.8 dB

 一般にS/N比が高いほど高音質・高画質と言われ
 オーディオ用CDが90dB、映像用VHSでは45dBと言われています。

 ダイナミックレンジ(dynamic range)はS/Nと同じ様なことですが、
 「増幅回路などで、扱うことのできる最も大きな信号と最も小さな信号
 との大きさの比でdBという単位で表わす」となっています。
 例えばAD変換器で考えてみると、量子化ひずみとそれを含んだ増幅回路
 自身が持っている自己ノイズより小さい信号はノイズに埋もれてしま
 い、信号かノイズか判断できません。自己ノイズより大きく明らかに
 信号と認識できる最も小さな信号と最大振幅1との比と言うことにな
 ります。

 さて長長と訳の分からない事を書いてきましたが、先号の回答のキー
 ワードは、「ダイナミックレンジと、S/Nが大きくとれること」で
 す。デジタルオシロなど測定器は波形振幅に合わせ電圧レンジが変更
 できるようになっています。これは波形振幅が出来るだけ画面いっぱ
 い(AD変換の振幅1)になるように電圧レンジを合わせ、ダイナミッ
 クレンジ 、S/Nが大きくとれる様に適切な電圧レンジを設定するこ
 ととなります。DCとACがミックスした信号のAC分のみ見る場合はAC結
 合を選択しその最大振幅に適した電圧レンジを設定して測定すると一
 番良い測定状態になります。

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編集後記

今年の流行語、新語の発表がありました。言葉遊びで並べて見ましたので笑止下さい。

  「骨太の方針」を基に「聖域なき改革」を「改革の痛み」や
  「抵抗勢力」に「恐れず怯まず捉われず」実行する。テロ事件に
  「ワイドショー内閣」「ヤだねたらヤだね」。世界の工場は日本か
  ら中国へ、国内空洞化、IT不況、リストラ、「狂牛病」ほんと
  「ヤだねたらヤだね」。でも「人間ってなかなか死なないもんだ」
  「明日があるさ」明日がある。今は「米百俵」でガマンと努力、
  しかし新年2002年には・・・。

  さて、皆様のご鞭撻を頂き創刊から今回3号をお送りできましたこ
  とを感謝申し上げます。
  今年もいろんなことがありましたが後わずか、皆様も最後の追いこ
  みにご多忙のことと思います。安全にご注意下さい。

  新年は景気良くリバウンドすることを願いまた、皆様にとって良い
  年となりますことを心より祈願申し上げます。

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  発行  (株)小野測器 http://www.onosokki.co.jp/
     お客様相談室 mailto: csonosokki.co.jp
  編集責任者   野田 幸治

  webinfoonosokki.co.jp

  Copyright(C), 2001 Ono Sokki Co., Ltd.

  許可なく転載することを禁じます。

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