メールマガジンバックナンバー & 計測コラム
メールマガジンバックナンバー
2号 2001年11月28日発行
小野測器 2001年11月28日発行
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ONO SOKKI -- info channel 第2号
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*********************11月のコンテンツ***************************
▼お知らせ
○DS-2000とMATLABをインタフェース
▼製品 サービス
○TR-5100 分周・逓倍器
▼技術情報
○DS-2000ソフトウェアが大幅バージョンアップ
○製品外観図DXF/PDF
○小野測器レポート
▼新着カタログ・資料
▼計測コラム
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(お願い:リンクURLが複数行に渡る場合には繋げてください)
◆◇◆お知らせ◆◇◆
1. DS-2000シリーズ とMATLABをドッキング
DS-2000シリーズマルチチャンネルデータステーション「グラデュ
オ」のより広範な拡張を図り、現在のCAEによるネットワーク環境下
で皆様により使いやすく、そしてより付加価値を高めるため、サイ
バネットシステム社が日本での販売・サポートを手がける米国マス
ワークス社が開発したMATLABとインターフェースさせ、統合され
た高度なデータ計測・解析に基づくトータルソリューションを提供
していくことでサイバネットシステム社と相互に協力して開発を進
めていくことに合意しました。 詳しくはお問い合わせください。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/press/1105_1.htm
◆◇◆製品 サービス◆◇◆
1. TR-5100 分周・逓倍器
入力信号パルスを分周数と逓倍数を組み合わせて必要な出力信号パ
ルスに変換します。例えば、1回転1パルスの検出信号から1回転
64パルスを出力するなどパルス数の変更が出来ます。
信号パルス数が多い場合、少ない場合のパルス数補正、FFTアナライ
ザでのトラッキング分析時の回転パルス補正などにご利用頂けます。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/others/tr5100.html
◆◇◆技術情報◆◇◆
1. DS-2000ソフトウェアが大幅バージョンアップ
今年5月に初回バージョンアップを実施いたしましたが、今回は第
2回目の大幅な無償バージョンアップです。ほぼ全てのソフト・ヘ
ルプファイルのバージョンがアップされると共に、新たにDS-0232遮
音・吸音計測ソフトのバージョンアップを追加。また、2種のユー
ティリティソフトを新規に加えました。前回ご登録頂いたユーザ様、
お手数をおかけいたしますがダウンロード時は再度のご登録をお願
いします。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/registration/registrationform.htm
2. 製品外観図DXF/PDF
今月はトルク検出器DPシリーズの外観図を追加しました。これで、
トルク関連の外観図は全てそろったことになります。
来月からはロ ータリエンコーダRPシリーズの外観図に着手する予定
です。ご期待ください。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/registration/registrationform.htm
3. 小野測器レポート
皆様から大変にご好評を頂いている小野測器レポート、毎月多くの
方からダウンロード頂いています。
現在、1号から最新の10号までがアップされていますが、過去の号で
あっても順次見直しをかけて、出来るだけ最新の情報へのアップを
心がけています。今月も、6号の「ウィグナー分布、ウェーブレット
変換」に関する記述を一部修正・加筆しました。
(本記事は2003年8月25日に削除されました。「ウィグナー分布、ウェーブレット
変換」に関しては、本記事に代わり、以下URLを参照ください;)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/faq/ds2000/DS2000wigner.htm
私どもはメーカとして、製品 サービスはもちろんのこと、こうした技術
情報の発信が重要であると考え、出来るだけ多くの有用情報をホー
ムページ上に掲載し、皆様と情報の共有をはかって、WIN-WINの構築
を計りたいと願っています。
皆様と私ども営業員のコミュニケーションも基本はこの情報共有、
ホームページはこの情報共有を少しお手伝いします。
これからも小野測器レポートにご期待ください。
(2003年8月25日、小野測器レポート内の技術資料は以下URLに移動致しました)
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/newreport/index.htm
◆◇◆新着カタログ・資料◆◇◆
今月は新たにPDF化されたカタログが4種と改訂2種。
PDFは少し重たいのが難点ですが、ePaperとして今後益々広範に使用
され重要度を増してくると思います。
常に最新版をアップしておりますのでご利用ください。
○遠隔表示型デジタルリニアゲージ<寸法・変位>
大幅改訂に伴いデジタル化しました。ユーザ様からこれまでに頂
いたご質問等を内容に盛り込み、リニアゲージセンサーの原理に始ま
り、アプリケーションやシーケンサとの接続方法、アクセサリに至
るまで詳細に記載されています。(PDF画面左のしおり欄から希望
ページへダイレクトリンク)
○RPシリーズロータリエンコーダー<寸法・変位>
大幅改訂に伴いデジタル化されて初お目見え。ロータリエンコーダー
全種に加えて、ラインスピードや長さ測定用のローラーエンコーダー、
移動距離を測定するワイヤエンコーダ、また関連機器やアクセサリ
関係を含めて詳細に記載されています。(PDF画面左のしおり欄か
ら希望ページへ ダイレクトリンク)
<一部修正は巻末訂正表を参照ください>
○LVシリーズレーザードップラ振動計<音響・振動>
大幅改訂に伴いデジタル化されて初お目見え。LVシリーズレーザード
ップラ振動計全機種を網羅。アプリケーションから機器接続図、ア
クセサリ関連に至るまで詳細に記載されています。
○DS-2000マルチチャンネルデータステーション<音響・振動>
11月に改訂された最新版です。
○LA-1200シリーズ普通騒音計<音響・振動>
11月に改訂された最新版です。
○SE-1100/2400デジタルエンジン回転計<自動車関連>
ハンディタイプのエンジン回転計新規カタログです。
http://www.onosokki.co.jp/HP-WK/whats_new/catalogs/pdftop.html
◆◇◆計測コラム「AC(交流)とDC(直流)」◆◇◆
国語辞書によるとAC:交流(Alternating Current)は「一定時間
毎に方向が変る電流」その代表は家庭用AC100V電源、DC:直流
(Direct Current)は「一方向だけに流れる電流」その代表は乾電
池ということは皆様ご存知のことですね。AC信号は絶えず変化して
いる信号、DC信号は変化の無い一定した信号と大雑把に分類すると、
物理量を電圧信号としてとりだしてくれるセンサーは、その信号波
形を観測する時、その信号の性質がどちらか、またどちらを注目し
て測定するかで、AC、DCにちょっと気を留めることで適切な測定を
行なうことができます。
では、振動騒音対策で加速度信号やマイクロホン信号を周波数分析
がなされますが、その信号はAC、DCどちらでしょうか。
音は人間が知覚できる圧力変動で、空気中では粗密波(縦波)です。
可聴可能な周波数はおよそ20Hzから20kHzで、信号として考えると絶
えず変化した信号です。また電車の速度が一定では、乗ってる人は
体がゆれる事は有りませんが、電車がゆれたり発進停止すると加速度
が発生した事になり体がゆれよろめいてしまいます。速度の変化が加
速度です。加速度も音も絶えず変化している物理現象ですからAC信号
といえます。
速度計や圧力信号はどうでしょう。一定速度や静圧力に比例した電
圧信号です。速度、圧力の変化がなければ一定信号ですのでDC信号、
それが絶えず変化しているようならAC信号です。それでは一定の速
度や圧力といっても、微妙に変化をしている場合の信号は何でしょ
う。変化しない一定分と変化している微少分つまりDCとACがミック
スされた信号です。
一般的に測定器は信号に合わせて入力結合をAC用、DC用と切り替え
られます。つまりDCとACがミックスした状態を見たい場合はDC用を、
変化部分のみを注目する場合はAC用を使用します。
なぜかは次回のお楽しみ。
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編集後記
秋もその足音を早め、道には落ち葉が風に吹き寄せられて少し寂し
そう。すぐそばを流れる鶴見川沿いを歩くと、晴れた日は遠く見え
る富士山もすっぽりと雪化粧となりました。漁をする鵜の姿も少な
くなり替わってカモやユリカモメの数を多く見かけます。
風邪のシーズンの始まりです。皆様健康に気を付けてください。
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発行 (株)小野測器 http://www.onosokki.co.jp/
お客様相談室 mailto: csonosokki.co.jp
編集責任者 野田 幸治
登録・変更・停止はこちら:webinfoonosokki.co.jp
Copyright(C), 2001 Ono Sokki Co., Ltd.
許可なく転載することを禁じます。
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