OS-0522 FFT 解析機能不具合に関するご報告


2023年10月30日

平素は弊社商品をご愛用賜り誠にありがとうございます。

この度、音響振動解析システムO-Solutionのオプションソフトウェア「OS-0522 FFT解析機能」におきまして、不具合があることが判明いたしました。お客様にご迷惑をお掛けいたします事、深くお詫び申し上げます。尚、お客様へのご対応および本件の原因、処置と再発防止につきまして下記の通りご報告させていただきます。

 

■ 対象製品

製品名 :音響振動解析システム O-Solution「OS-0522 FFT 解析機能」(ソフトウェアオプション)
バージョン :Ver.3.1.10以降~ (Ver.3.1.4以前のバージョンでは問題ありません)

 

■ 不具合内容

解析モードにおいて、FFT解析データのオーバーオール値(O.A.)をトレンドグラフに表示します。
その後、表示単位の変換(接頭辞種の追加)を行った場合、誤った結果がグラフ表示されます。
この表示データをCSVファイルにエクスポートした場合も同様です。

※ オーバーオール(O.A.)以外のデータに対する単位変換は、正しく処理されます。
また、FFTトラッキング解析データ、および計測モードのFFT解析データに単位変換を行う場合は、
正しいオーバーオール(O.A.)トレンドデータが表示・出力されます。

 

 

■ 原因

FFT解析データの数値変換処理(スペクトル表示形式、振幅表記単位、単位変換、表示スケール)に変更を加えた影響により、オーバーオール(O.A.)トレンドデータに対する単位変換処理が正しく動作しなくなっておりました。

 

■ 対応

最新バージョン公開日 2023年11月10日(金)
修正版ソフトウェアをインストールしていただくことで改修されます。 修正後バージョンは、Ver.3.5.10 になります。 バージョンアップ内容についての詳細は、ダウンロードページ・サポートページの「バージョンアップ履歴」をご覧ください。

● ダウンロード方法
下の「O-Solution/DS-5000 音響振動解析システム ユーザー登録ダウンロード」ボタンをクリックすると、「ログイン・ダウンロード」ページが表示されます。すでにユーザー登録をされているお客様は 「ログイン」 ボタンよりおすすみください。(※ 未登録の場合は「ユーザー登録」へお進みください。)

■ 再発防止

設計プロセスの見直しを行い、レビューやテストの品質を高めることで再発防止に努めてまいります。今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 

■ お問い合わせについて

ご不明な点などございます場合には、お客様相談室、または 最寄りの営業所へお問い合わせください。