小野測器 - XN-8000「Ｃｈ１とＣｈ２，　Ｃｈ３とＣｈ４　のような複数のマスタ信号（リファレンス信号）の周波数応答関数を１度の測定で演算できますか？」

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	Ch1とCh2、Ch3とCh4のような複数のマスタ信号（リファレンス信号）の周波数応答関数を１度の測定で演算できますか？

可能です。解析機能の設定で、クロス演算のモードをマルチマスタにします。マスタ信号名の詳細ボタンでマスタのチャンネルと、応答側のチャンネルの組み合わせができます。

　

■ クロス演算の設定

２チャンネル間の関係を解析する演算、クロススペクトルを演算します（Ver. 2.00以降）。

「コンフィグボード → FFTアイコン」をクリックし、[ベースバンドFFT]ダイヤログを開き設定します。

モード	OFF	クロス演算を行いません
	シングルマスタ	どれかひとつのチャンネルをマスタチャンネルに指定して他のチャンネル間のクロスを演算します。
	マルチマスタ	複数のマスタチャンネルを指定して、クロス演算します。
マスタ信号名		シングルマスタのときマスタチャンネル（リファレンス）を指定します。
詳細		マルチマスタを選択した場合に、どのチャンネルをマスタチャンネルに指定して、他のどのチャンネルとクロス演算するか設定します。下記の設定は、マスタチャンネルは Ch1 と Ch3 です。　クロス演算は、Ch1 - Ch2 間、　Ch3 - Ch4 間の２つになります。