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マルチ周波数レンジとは何ですか |
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周波数レンジを変えて同時に解析できることを意味します。 FFT解析ソフトの例では次のようになります。トラッキング解析でも同様に可能です。
■例1
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図1の解析システムでは、ch1の信号をFFT11、FFT12で同時解析することができます。
FFT11の周波数レンジを500Hz、FFT12の周波数レンジを20kHzに設定します。また、計測ペーパーにはFFT11とFFT12のそれぞれのパワースペクトルを表示します。
測定データはFFT11では0〜500Hzを、FFT12では0〜20kHzをそれぞれ800ラインの分解能で同時測定します。
グラフ例を図2に示します。

図1 |
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図2 |
■例2
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図3の解析システムではch1はFFT11で、ch2はFFT12で同時解析することが可能です。
例えばch1はマイクロホンの信号、ch2は振動加速度の信号を入力し、それぞれ周波数レンジを変えて設定し、 同時にFFT解析することができます。

図3 |
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