FFT解析の「max OA」機能があります。 手順は次のようになります。操作1の作成方法については「振動解析手順」を参考ください。
■操作
コンフグボードの解析システムを図1のように構築します(図1)。
図1
計測ペーパーにパワースペクトルグラフを挿入します。 下図2は瞬時時間波形、瞬時パワースペクトル、MAX-OAパワースペクトル(x軸Log スケール)、MAX-OA パワースペクトルの 1/3 oct 束ね表示の4つのグラフを表示した例です。
図2
計測ペーパーに瞬時時間波形と瞬時パワースペクトル3つのグラフを挿入します。瞬時値の表示で仮測定をおこない、X、Y軸のスケールを見やすく設定します。 パワースペクトル3つのうちの1つをパワースペクトルのMAX-OAに設定します。
計測ペーパーに瞬時時間波形と瞬時パワースペクトル3つのグラフを挿入します。瞬時値の表示で仮測定をおこない、X、Y軸のスケールを見やすく設定します。
パワースペクトル3つのうちの1つをパワースペクトルのMAX-OAに設定します。
MAX OAのデータは「平均化測定」を実行後に表示されますので注意ください。
図3
図4
パワースペクトルの1つを MAX-OA 束ね 1/3 オクターブに設定します(図5)。
束ね1/3オクターブのデータは(3)平均化測定を実行後に表示されますので注意ください。
図5
平均化測定 【Averageの▽】ボタンをクリックし、〔平均化〕ダイアログを開きます(図6)。 次のように設定し、OKボタンをクリックして確定します。
平均化測定
【Averageの▽】ボタンをクリックし、〔平均化〕ダイアログを開きます(図6)。 次のように設定し、OKボタンをクリックして確定します。
図6
【Average】ボタンをクリックしonにします。 【Start】ボタンをクリックし測定を開始します。 10s 後に自動で【Stop】ボタンがonし、測定を停止します。測定結果は上図2のようになります。 図2の「MAX-OA パワースペクトル」は、測定時間 10s の中でオーバーオールが最大であったときのパワースペクトルを表示します。「MAX-OA 1/3oct 束ね表示」は MAX-OA パワースペクトルを 1/3oct に束ねて表示したものになります。1/3oct に束ねるとき精度を確保するため、下側のバンドが周波数レンジに応じてカットされますので注意ください。
【Average】ボタンをクリックしonにします。
【Start】ボタンをクリックし測定を開始します。 10s 後に自動で【Stop】ボタンがonし、測定を停止します。測定結果は上図2のようになります。 図2の「MAX-OA パワースペクトル」は、測定時間 10s の中でオーバーオールが最大であったときのパワースペクトルを表示します。「MAX-OA 1/3oct 束ね表示」は MAX-OA パワースペクトルを 1/3oct に束ねて表示したものになります。1/3oct に束ねるとき精度を確保するため、下側のバンドが周波数レンジに応じてカットされますので注意ください。
こちらから今回作成したプロジェクト(サンプル:2.7MB)のダウンロードができます