FPシリーズ 容積式流量検出器 共通 FAQ(よくあるご質問)

FPシリーズ 流量検出器 共通 注意事項
  • 直立(±15° 以内)に設置してください。
  • 液体タンクより低い位置に取り付けてください。十分な高低差を設けることでエアが溜まらず、負圧にならないようになります。
  • 付属のラインフィルタを取り外さないでください。
  • 新品ご購入時は、内部に試験液が残っております。ご使用の環境でフラッシングを行なってから、ご使用ください。
  • フィルタは、目詰まりします。定期的な洗浄もしくは、交換を実施してください。
  • 本製品は、計測器です。定期的な校正を行い、性能を維持しているか、確認をしてください。
  • 設置直後の配管経路に空気が多い状態での運転は、検出器を痛める可能性があります。配管が液体で満たされるまでゆっくりと流して空気を抜いてから、ご使用ください。
  • 流体温度、環境温度、振動など仕様の範囲内でご使用ください。また、仕様範囲内であっても急激な温度変化は避けてください。

Last updated:2021/12/27

FPシリーズ各機種の取説資料を確認すると SIG1 と SIG2 があるが、これは逆流検出用に計測信号が2点あるということですか?

はい。 SIG1 と SIG2 は常に出力されています。
正回転時はSIG1の矩形波を基準とした時、SIG2 からは90度位相の遅れた矩形波が出力されます。
逆回転時はその逆となりSIG2 の矩形波を基準とした時、SIG1 からは 90度位相の遅れた矩形波が出力されます。

Last updated:2020/02/17

FPシリーズ各機種の取説資料を確認すると SIG1 と SIG2 があるが、測定流体の逆流を検出する必要が無ければ SIG1 のみの接続で問題ないか?

問題があります。
正回転時も逆回転時も SIG1 は出力される為、SIG1 のみの接続では正しく計測が出来ません。
正しく計測する為には SIG1 と SIG2 を処理する回路が必要となります。

Last updated:2020/02/17