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CF-5200 サーボ解析の時間短縮

下記サーボ機能の概要を記します。測定時間の短縮は設定内容に依存しますので、運用面で対応をお願いします。

条件:サンプル点数=2048 point/decade=160 とすると

(1)サインスイープの方法は、

  • サンプリング点数例えば2048点取得するまで一定のsin波を保ちます。

  • 2048点のサンプルからその周波数点のFFTを求めます。

  • それからSin周波数を次の周波数に移行して同様のことを繰り返します。

  • 次の周波数とは1decadeあたり160の分解能となり、その分解能の周波数に次々移ります。

  • 2048点のサンプル周波数は例えば20、200、2000Hzの3decadeなら出力周波数が20~200の間では200Hzレンジ(=200×2.56Hzサンプル周波数)、2~20Hzでは20Hzレンジと自動的に周波数レンジを切り替えて精度を上げたFFTをしています。2048点サンプルする時間は低い周波数ほど長くなり、時間がかかってしまいます。

精度良く測定する程測定時間が長くなる傾向を持ちます。

よって、測定時間は

  • サンプル点数 20481024512と小さいほど

  • 周波数レンジ 大きい程

  • 測定decade数が小さいほど

  • pointdecade 数が少ないほど

  • サインスイープでなく疑似ランダム(sweep widthが多きい)ほど

時間が短縮できます。

 

(2)時間短縮のもう1つの方法が、シーケンスコントロール機能になります。

精度を必要とする範囲をサインスイープにし、その他を疑似ランダム、スウェプトサイン、などにするプログラムを設定できる機能です。

 

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