ダンピングファクターζと対数減衰率δとの関係は
δ=2πζ (1)
又、δは正弦波減衰波形の任意の隣り合う振幅ピークとの比(減衰比)を対数で表し、次式で定義されています。
(2)
(1)、(2)の関係式より、
(3)
(a1÷a2)減衰比がわかると振幅減衰がイメージできます。
(例) ζ=5%=0.05
式(3)より
よってダンピングファクター5%は時間波形で見ると、減衰波形の振幅ピーが0.73倍づつ次々に減衰していくことを表します。