■配線方法
CF5200+CF0510加算アンプを使った開ループ伝達関数(一巡伝達関数)測定の配線は下図のようになります。
■ブロック図
■測定方法
上図のように、加算アンプCF-0510を接続します。
加算アンプに外乱としてして sin スイープ信号を注入し、周波数応答関数 FRF12(ch B/ch A)を測定します。異常共振が発生しないように Sin 波形の振幅には注意してください。アナログ信号(指令信号)は一定とします。
測定された伝達関数 FRF12 は、負帰還のため;
となります。−(マイナス)は180度の位相ずれの意味になりますので、このままのデータFRF12でGAIN余有を見る場合は位相0度のGAINを読むことになります。
位相を180度反転させ G(s)*H(s) を表示するには、ch A、または ch B のどちらかの信号の極性を反転(180度ずらす)させると可能です。 操作は次の「CF-5200の極性反転の操作」を参考ください。
■CF-5200の極性反転の操作
ChAのみ極性反転し、周波数応答関数を測定します。
サーボ解析の操作に関しては以下ページを参照下さい。
(LINスイープ)サーボ解析の操作 (PDF)
(LOGスイープ)サーボ解析の操作 (PDF)