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質問 |
回答 |
関連する取説の章 |
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トラッキングデータ測定上限回転速度10000r/minで設定しても10300r/min位でデータを取っている |
FFTのタイミングとして例えば9999r/minでデータを取り始め2048点取り終わった時10300r/minならデータ取得
回転速度はその間の平均回転速度となります。
9999r/minでデータを取り始めデータサンプル中に9999r/min以下に下がってもデータは取り続けるが10000r/min以上にならないとトラッキングデータとして採用しません。 |
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トラッキングの平均化の方法は |
指数化平均機能が可能です。
これは、設定した回数分のデータの指数化平均を行っています。
データがばらつく時に有効です。
回転上昇はゆっくり行ってください。 |
2.2.4平均化の設定 |
3 |
トラッキング測定の表示切替えで、FRAME-1とTRACK-1と入力チャンネルの関係はどうなっているか
(取説4.1.2次数、周波数データの表示切替え) |
(1)表示切替えメニューのFRAME1~4は画面の表示位置を示します。
(2)表示切替えメニューのTRACK-1~4は次数設定メニューのTRACK1~4に対応します。
(3)トラッキング分析のCHA/CHBの切替えは、パネル部のFRF釦/COH釦で行うことが可能です。
画面のFRAME1~4をSECOND釦で選択し、表示したいデータを(2)(3)項の操作で設定することができます。 |
6.3表示フォーマットの変更(本編)
4.1.2次数、周波数データの表示切替え
3.4次数の設定
4.1.1表示チャンネルの切替え
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4 |
CHAのOAは表示されるがTRACK-1~4を表示する操作方法はどうしたら良いか. |
操作の流れは
(1)1画面にする。
(2)パネル部のFRF釦を押し、トラッキングCHAを表示する。(CHBはCOH釦)
(3)表示切替えメニューのFRAME-1のTRACK-1~4の onを選択する。
参照:3項 |
4.1.2次数、周波数データの表示切替え
4.1.1表示チャンネルの切替え
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5 |
(1)0.2~3sで0~4600rpm,回転回数14回で停止の100次のトラッキング解析したいが方法は
(2)トリガーは掛けるのか |
測定を高速にする方法は
(1)非表示にする。
(2)データ長を2048→1024等小さくする。
(3)定幅分析,パワーモードにする。
(4)トリガーは掛けない。
この組み合わせが可能です。
メモリーする動作分遅くなりますが、メモリートラッキング機能があります。 |
3.13処理時間の短縮(本編)
3.6.1解析データ長(本編)
4メモリートラッキング機能
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メモリートラッキングデータを呼出して,三次元解析(表示)している。
この三次元表示データをFDに記憶できないか。 |
三次元表示そのままのデータをFDにストアすることはできません。
三次元表示したスペクトルデータがブロックメモリにストアされていると、それをFDにセーブできます。
そのデータを再度三次元表示可能です。 |
10.3.1.(3)ブロックメモリーのデータを記憶する |
7 |
600~0rpmに減速測定しているが,回転表示が550以下になると測定終了する。 |
原因として
(1)回転パルス信号が旨く取込めていない。
現在の回転表示が正確に表示できるようにしてください。
(2)回転変化をゆっくりにする。
低速ではサンプリング周波数が低くデータサンプリングに時間がかかり、FFTするのに時間がかかります。
また、回転速度の測定にも時間がかかりデータを取る回転に達したかどうか判断が遅くなります。
測定可能な下限回転速度は20r/minより、サンプル中に回転速度が測定下限以下になてしまうことが考えられます。 |
3.6外部入力信号の設定 |
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減速トラッキング分析で78km/h以下でデータが切れてしまうのは何故か |
原因として
サンプリング周波数が低くなり,データ長2048取込む時間が長くなるとともに、データ取込途中に回転が測定範囲以下になって測定停止してしまうことが考えられます。
対策として
(1)データ長を小さくすると多少改善されますが、分解能が下がります。
(2)メモリートラッキング機能を使う。
が考えられます。
参考:7項
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3.6.1解析データ長(本編)
4メモリートラッキング機能
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9 |
日本語表示ソフト、トラッキング分析のオプションを組込んでいる。
初期画面が英文になる。 |
(1)日本語になるのは、ソフトキーとエラーメッセージです。
(2)英語←→日本語切り換えのソフトキー操作をしてください。
ソフトキー Cond.View―Fan&BUZZER―JAPAN.ESE ON |
日本語表示ソフト編 |
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モーターのトルク変動1000~5000r/min/3分でトラッキング分析した。
そのO.Aのピーク値より、次数分析したmaxのO.A値のほうが大きい |
理解出来ないデータです。
測定方法を見直してください。
(1)トラッキング分析の回転上昇中には、データ取込のタイミングによっては、次数分析のピークがずれる事があります。
(2)ピークサーチモードをonにして測定してください。
(3)order analysis onでトラッキング中の次数分析の表示がモニターできます。
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3.2一般条件の設定
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キャンベル線図の表示で、EU機能が使えるか |
可能です。 |
5.3校正機能(本編) |
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トラッキングデータのRe(Real),Im(Imaginaly)のデータを記憶したいが,可能か。
後で伝達関数と掛け算したい。 |
FFTデータのRe(Real),Im(Imaginaly)データは記憶できません。
定幅次数トラッキング+回転スケジュール機能+オートストア機能で時間波形(または周波数分析スペクトル)を記憶することで代用を検討ください。
ブロックメモリーに記憶された時間データは再度FFT分析が可能です。
参考:
位相スペクトル,回転―位相トラッキング機能、 WS5150音色シミュレーション |
2.回転スケジュール分析
7.2.1ブロックメモリーデータを使用した解析(本編) |
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次数比分析をしている状態でヒルベルト変換が出来るか |
不可能です。
内部サンプリングを使用してください。
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4.1.5ヒルベルト変換(本編) |
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回転パルスの信号としてMP981を検討、必要なものは |
MP981(またはLG916)+ MX805A信号コードでCFに直接続可能です。 |
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トラッキング用回転検出器として手軽な機種は有るか |
パルス出力付きのHT-5500があります。
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次数分析表示する方法は |
操作の流れは
(1)SPECT釦を押す。
(2)TRACK MODEはOFFにする。
(3)TRACK ANARYSYSはONにする。
になります。 |
2.2.1トラッキング分析ソフトキー機能一覧 |
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トラッキング測定の手順は |
定比次数トラッキングの手順は下記になります
目次ページの操作手順書 (PDF)を参照ください。
(1)回転パルス信号を入力する。
(3.3.6外部入力信号の設定)
(2)TRACK−CONTROL−Rev.Disp ONで回転速度が正常に表示されているか確認。
TRACK−CONTROL−ODER ANARYSISをonで次数表示されているか確認。
(3.1.2回転次数比分析の実行)
(3)TRACK−SETUP MENU−TRACK DISPのメニューを設定する。
TRACK−SETUP MENU−ORDER SETのメニューを設定する。
TRACK−SETUP MENU−TRACK CONDのメニューを設定する。
(3.3.2定比次数、定幅次数トラッキング分析の実行)
(4)TRACK−CONTROL−TRACK ONをon
/ORDER ANARYSISをon(定比分析)
または/ORDER ANARYSISをoff(定幅分析)
(3.3.2定比次数、定幅次数トラッキング分析の実行)
(5)ANARYSIS−AVERAGE−PER SP−EXP/平均回数設定
(2.2.4平均化の設定)
(6)パネルのSTART釦をonする。(測定開始)
「定比・定幅トラッキング分析」(PDF)参照 |
3.1.2回転次数比分析の実行
3.3.2定比次数、定幅次数トラッキング分析の実行
3.3.2定比次数、定幅次数トラッキング分析の実行
2.2.4平均化の設定
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トラッキング分析をしたらDC成分がカットされた。
(DC結合を選択している) |
定比トラッキングの時
トラッキングアンチエリアジングフィルター(回転速度追従ローパスフィルター)を使用するので内部入力はAC結合になります。 定幅トラッキングの時
次数設定のかわりに周波数レンジ設定を指定する(固定アンチエリアシング゙フィルターになる)ので、DC成分でもトラッキング分析は可能です。 |
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