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質問 |
回答 |
関連する取説の章 |
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測定・演算された周波数応答関数に対して,全く別個のパワースペクトルデータを,CF5200上で乗算可能か. |
(1)周波数応答関数がメモリーに保存されていて,新しく測定されたパワースペクトルの周波数レンジ、電圧レンジが同じという条件で,
CALC機能を利用することにより可能です。
(2)周波数応答関数のイコライズ機能で可能です。 |
5.4演算式を使った設定
5.9.1.(2)パワースペクトルのイコライズ |
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1/3octリアルタイムデータをMEM1~4に記憶し演算式で1/4平均を取った。その値と単純平均計算と合わないが |
スペクトルデータは
y=10Log(Y)2
y=dB値 Y=リニア値(電圧)
の関係があります。
(例)4データの1kHzスペクトルを65、70、75、80(dB)とすると、その平均Sはパワーの和の平均計算になります。
S=10Log{(1065/10+1070/10+1075/10+1085/10)
÷4 }
= 75.6(dB)
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ノイズ成分のスペクトルを引き算したい |
chAのスペクトルからMEM1(ノイズ)のデータを引き算する式は
CALC=PWR1−MEM1 |
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chA chBの時間波形の引き算した結果をFFTしたい |
操作の流れは
(1)演算式CALC=TIME1ーTIME2をブロックメモリに記憶します。
(2)ソースをブロックメモリに指定して周波数分析します。
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5.4演算式を使った設定
7.2.1ブロックメモリデータを使用した解析 |
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演算式とは |
カレントデータ(今測定したデータ)とブロックメモリデータと演算することができます。
画面データがchAの時間波形ならTIM1、スペクトルならPWR1、ブロックメモリno.1ならMEM1と表記します。
演算子とこのデータに対応する表記より計算式を組みます。
(例) chA,Bの加算
CALC1=TIM1+TIM2
演算子:+ データ:TIM1 TIM2
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5.4演算式を使った設定 |
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CALCを解除する方法は |
TIME釦またはSPECT釦を押すなど、表示を切り換える操作をしてください。
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