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質問 |
回答 |
関連する取説の章 |
1 |
打撃試験モード時、ASCII形式でFDにストア出来るか |
Easy
Operationのメニューではできません。
一旦ブロックメモリにいれ、Easy Operation を抜けて、ブロックメモリーのRECALLにて画面に表示後、ASCII形式でFDに記憶します。
ASCII形式は画面に表示されたデータのみ保存されます。 |
22Easy
Operation 8.ブロックメモリー |
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(1)打撃試験モードで、"CHAの感度を下げよ"とメッセージがでるが操作は。
(2)ハンマーの先端の種類はどれが良いか。 |
(1)電圧レンジ1→10Vなど大きいレンジにしてください。
(2)インパルスハンマーのヘッドがゴムだと、打撃波形が丸くなり加振周波数は低い周波数範囲になります。
測定したい周波数範囲まで加振できるヘッド(先端)を選択してください。
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22Easy
Operation |
3 |
打撃試験で取説記載の F/α、 F/V、 F/Xを求める方法は。 |
周波数応答関数(H)はchB/chAの比を表示します。
一般的に、インパルスハンマー(=F)をchAに、加速度(=α)をchBに接続し、
Hを測定後、演算式で求めます。
F/α: CALC1=1/FRF12
F/ V: CALC2=FDIFF(CALC1)
F/ X: CALC3=FDIFF2(CALC1) |
22Easy
Operation
5.4演算式を使った設定
4.6周波数応答関数 |
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打撃試験で加速度センサー2個使い
(1)伝達関数、α1/α0、
V1/V0、 X1/X0 :α=加速度 V=速度
X=変位 を求めるには。
(2)どれを求めても同じ値になるのか |
(1)chAにα0、chBにα1を入力し、周波数応答関数を測定するとα1/α0になります。
(2)物理的意味は違いますが結果は同じになります。
V1/V0=α1×(1/Jω)÷{α0×(1/Jω)}=α1/α0
X1/X0= V1×(1/Jω)÷{V0×(1/Jω)}=V1/V0 |
4.6周波数応答関数 |
5 |
打撃試験で、伝達関数のY値(dB)が+なら共振で増幅されていると解釈出来るか。
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伝達関数(周波数応答関数)は
Y軸(dB)=10Log(chB/chA)2
の比率を表しています。
chA,chBが同じ加速度データなら
0dBは比率が1、 +dBはchB>chAで、増幅されていることを意味します。
インパルスハンマーと加速度の場合は
加速度/力 の比の意味になります。
どちらも固有周波数(共振周波数)は山状のピークを持った点となります。
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− |
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振動モード使用。 NP振動センサーを直接に接続している。
加速度波形うまくでない。 |
チェック項目は
(1)振動解析モードの設定項目
SENSITIVITY(V/EU)の指数が間違っていないか
(2)電圧レンジを最適に変更する。
入力OVERランプが付く手前の電圧レンジに合わせる。
(3)センサー直接入ならコネクター選択をSENSORにする。
(4)Y LOG/LIN釦がLINになっていると、表示が小さくなります。
Yスケール△▽を押し拡大表示する
またはオートスケール機能にする
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22Easy
Operation
6.1.1Y軸ログ・リニアの切り換え
6.1.1(1)Y軸のスケールの変更
6.1.1.(3)オートスケールによる方法 |
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Easy Operation の振動解析モードのAVERAGE NO.の意味は |
平均回数のことです。
FFT演算した回数分のデータの単純平均となります。
平均時間をだすには例えばオーバーラップ=0では
回数×1回の取込時間(2048点サンプル時間) になります。
初期値のオーバラップ=maxでは、条件により変わりますので実測してください。
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3.12.2オーバラップ量の設定 |
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打撃試験で、インパルスハンマーを使って伝達関数を測定している。
1.5kHz以下はCOHも高くデータが取れているが高い周波数では、思わしくないデータになる |
インパルスハンマーの打撃波形が高い周波数成分まで持っていない状態と思います。
インパルスハンマー波形のスペクトルが、フラットの周波数域で有効な測定ができます。
広域まで測定するには、ヘッドを金属のものを使用します。加振力が不足の場合は、加振機で試験する必要が有ります。 |
4.3.7コヒレンス関数 |