ONO SOKKI Co.,LTD

   
CF-3000  操作・ 使用に関するFAQ


FFTデータ表示に関すること

質    問   回   答 日  付
ファイル名に、日本語を使えないか 日本語入力はできません。   英数字のみです。 01/03/01
ブロックメモリの時間波形をスペクトル分析できるか VerUPが必要です。

詳細はVerUPの項をご覧ください。

01/03/01
オービットの表示方法は ch1,ch2の時間波形を2画面で表示をした後、NYQ/ORBボタンを押します。
(参照:取説142P)
01/03/01
初期状態でセンサーを接続しない状態で表示される波形は何か 入力信号オープンの場合は、環境、電源からの誘導ノイズなどを受けやすく、そのノイズの波形です。 01/03/01
外部プリンタにA4用紙に4データを記録する方法は プリンタには画面そのままをコピーするようになっています。

4画面表示をして印刷すると4データのプリントアウトになります。
(参照:取説 P240 Display Condition画面レイアウト設定の概要と設定)

内蔵プリンタでは印字大きさがデータ量に比べ小さすぎるため、この様な使い方には向いていません。

01/03/01

内蔵プリンタに
日付、時間が印刷できないか

CF3000の内蔵プリンタは印字ドット数が画面画素数より少ないために、表示内容から計測データのみを抽出して印刷しております。

01/03/01
パネル釦をキーボードとして使用するとき「d」文字が入らない CF3000が立ち上がっていると、文字でなく機能に割り当てられるため、そのようになります。
F3000を終了してWin95だけで使用して下さい。
01/03/01
カーブフィット機能は CF3000にはカーブフィット機能はありません。 01/03/01
BLOCK MEMORY の3次元表示の方法は 操作の手順は

<例> 記憶したブロックメモリが No.7からNo.27とすると

(1)ブロックメモリのリストを表示し、No.7のデータにカーソルを合わせる。 (表示させたいブロックNoの一番小さい番号.を指定する)

(2)RECALLをチェックし、OK をクリックする。

No.7のデータが再生表示されます

(3)パネル面のARRAY釦をonする。

No.7からのデータが三次元表示されます

(4)三次元表示を解除するには、パネル面のSINGLE釦を押す。

 (5)注意
     No.7からNo.27まではデータの空きが無いこと
     周波数レンジ、電圧レンジなど測定条件が同じであること
  が必要です。

01/03/01
データレコーダに取りこんだデータと距離パルスを元にFFT解析したい。 外部サンプル信号を使ったFFT解析の手順を説明します。
これは一種の次数分析に相当します。

(1)外部サンプリングにデータレコーダーからの距離パルスを接続します。
(2)CF-3000の設定を「TrckingのSetタブ」メニューでサンプリングクロックをExternalにします。
同時に「ExtClockタブ」メニューでDirectSampleのチェックを入れます。
(3)解析信号を入力端子に接続し、スタートボタンを押します。
(4)その後データレコーダをスタートし、回転パルス毎にデータを
取りこみ、設定のデータ長(数)でFFT演算されます。

<例>
距離パルスが1mm/1パルスならデータ長が2048点の時
   T=2048mm
次数分析の表示は 2048mmを1周期とした成分を1番目のスペクトルに、n番目のスペクトルは2048/n   mmの周期、800番目は2048/800=2.56mmの周期の成分を表します。
つまり、800番目に表示される値は2.56mm毎に発生する解析信号成分の振幅を表示しています。

01/03/01

トラッキングに関すること

質    問   回   答 日  付
次数分析表示にするには <操作>
(1)画面右  TRACK 釦をoffする
(2)画面右  EXT釦をonする
(3)M4→  Display data select をPower Supectrum  を選択する
(トラッキング用 外部サンプリングでFFTする)
01/03/01
トラッキングモード゙からFFTに戻す方法は

 

外部サンプリングから内部サンプリングに切り替える作業を行います。

<操作>
画面右端上の「 EXT」 釦をoffにします。
(参照:取説P361 トラッキング解析用コマンドの操作 サンプリングクロック信号入力源の切り替え)

(注)
M2→samplingメニュー内のINT/EXTでは切り替えできません。
これはトラッキングモード用でなく、FFTモードの外部サンプリング機能です。

01/03/01

トラッキングデータのCALC(演算式機能)はできるか

CF3200のトラッキングデータのCALC(演算式)はできません。

01/03/01
MAXオーダートラッキングのMAXオーダーが何次か表示には MAXオーダーのトラッキングラインにサーチカーソルを合わせればできます。 01/03/15
トラッキング解析機能について

試験対象: エンジン
質問内容: 30s以内に回転数が0から35000r/minまで上昇する。
急激な回転変化に対して、CF-3000シリーズでトラッキング解析を行うことができか

データ解析は問題なくできます。
データ数(ライン数)が幾つとれるかが問題になります。
CF3000のFFT演算スピードが約40msですから1秒間に25データとれます。測定対象物の回転上昇時間が30秒ということなら、30秒×25=750データ取れる計算となり、充分にトラッキングラインの上限である400ラインはとれることにはなります。

<注意点>
トラッキング計測で注意が必要な事は低回転のときです。低回転時はサンプリングクロックが遅くなるので次数ズレ(回転変動に対し、データキャプチャー時間比率が長いので、1フレーム内で次数ピークが動いてします。)が生じます。低回転時ではゆっくりと回転を上げていくのが理想です。エンジンによっては微妙な回転コントロールは無理でしょうから、低回転時はパワースペクトル波形を表示し、次数にズレを生じていないか確認した方がよろしいでしょう。

<1>回転上昇と演算時間
1P/Rで換算すると
0~35000rpm = 0~583Hz (上昇)
1ライン当たりの変化率は
583÷400=1.46Hz (=0.6s)
演算時間が40msですので、FFTの演算時間は問題有りません。

<2>サンプリング時間
サンプル時間は25次レンジでは1200r/min時
2048点÷(1200r/min÷60×1p/r×64逓倍)=1.6s
とサンプリング時間が問題です。(次数ずれを起こしやすい)
  (1)低回転ではゆっくり上昇させる
  (2)次数設定を大きく設定する。
  (3)サンプル点数を1024など小さくする。
など対策が必要です。 

01/03/01

CF-0360 前処理機能

質    問   回   答 日  付
前処理機能とは

ベアリング・歯車の判別をしたいのですが

ベアリングの傷の周波数と歯車の傷の周波数は違います。

ベアリングの内輪・外輪・転動体の傷の固有周波数は、ベアリング番号(ボール数など)と回転数によ求められます。

歯車は傷があると1回転に一度衝撃振動が発生しますので回転1次の周波数で発生します。
歯車のかみ合い周波数とは違います。

傷による振動周波数を分析するには、バンドパスフィルターとエンベロープ処理を行った信号をFFTすることが一般的な方法になります。

CF−0360前処理機能はバンドパスフィルタ、エンベロープ処理、積分機能のほかに上記固有周波数、かみ合い周波数などを計算表示する機能を持っています。

01/03/01

CF-0361信号出力

質    問   回   答 日  付
CF-0361 信号出力仕様   主な仕様

出力電圧振幅 : ±10mV~±10V
オフセット電圧 : −10~+10V
周波数帯域 :1Hz~20kHz
信号の種類 :正弦波、スウェプトサイン、擬似ランダム、ランダム、周期ランダム、 インパルス、リニアサインスイープ、ログスイープ

<用途>

(1)加振機などと組み合わせ、振動試験信号として
(2)音響特性試験としてスピーカを鳴らす音源信号として

周波数分析、周波数応答関数測定に利用できます。

01/03/01

 

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