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TS-2700 トルクの電圧出力を0Vにする方法 [戻る]

新品出荷時はアナログ出力のゼロ・フルスケールの調整は完了しておりますので、調整の必要はありません。初めてトルク検出器と接続した状態では、トルクのアナログ出力は 0 V になりません。これは検出器に合わせたメニューの設定とゼロ補正の操作(初期マッチング設定と称す)がされていないためです。初期マッチング設定とは検出器固有の値 FACTOR などを「MENU」の各項目を設定後、ゼロ補正操作を行うことを意味します。初期マッチング設定を行うことでトルクの表示はゼロにアナログ出力は 0 V となります。ゼロ補正操作はアナログ出力のゼロ調整とは違いますので注意ください。

■初期化操作時の注意

メニューを初期化する操作方法に2通りあります。それぞれ初期化の内容が違いますので注意ください。

 (方法1)「ENTER」+「LOCK」2つのキーを同時に押しながら「POWER」スイッチを ON  
アナログ出力調整を除いて、MENUの設定値を出荷時の状態にします。(アナログ出力は調整済みの状態が保持されます)

(方法2)「ENTER」+「MEAS/CAL」2つのキーを同時に押しながら「POWER」スイッチを ON  
アナログ出力調整も含め MENU のすべての設定値が初期化されます。トルクのアナログ出力の「ゼロ調整」も必ず行う必要があります。

 

■トルクのアナログ出力を「ゼロ調整」する方法

ここでは(方法2)で TS-2700 を完全初期化した後、トルクのアナログ出力ゼロ調整(0 V)、フル調整(10 V)を行う方法を説明します。その後トルク検出器と組合わせた初期マッチング設定を行い、0 V を再確認することで完了です。なおゼロ調整はトルクのアナログ出力電圧をディジタルボルトメーターで読みながら調整をします。

  1. トルク検出器の電源を OFF にします。

  2. 「ENTER」+「MEAS/CAL」2つのキーを同時に押しながら「POWER」スイッチを ON にします。「MENU」設定とゼロ調整値が出荷時の設定で起動されます。

  1. 「MEAS/CAL」キーを押します。下図の様にトルクのアナログ出力ゼロ調整表示になります。アナログ出力電圧を読みとります。例えばその値が −17 mV ならゼロ調整値を −0017 と設定します。アナログ出力電圧を読みながら 0 V になるよう微調整を行ってください。

■ゼロ調整表示

 

  • 「CHT 0」のとき電圧 0 V になる様に下段に調整値を設定します。

調整値:0017(17 mV)、「−」の設定は「MENU」キーを押します。 で数値設定します。

  1. 「ENTER」キーを押します。設定値が確定され、フルスケール電圧の調整表示に切り替わります。

  2. フルスケールの調整を行います。アナログ出力電圧を読み取ります。例えば出力電圧が 10.020 V の場合、調整値は「10020」と設定します。アナログ出力電圧を読みながら 10 V になるよう微調整してください。

  • 「CHT F」のとき電圧 10 V になる様に下段に調整値を設定します。

調整値:10020(10.020 V)、 で数値設定します。
4桁目、5桁目は、9 または 10 の表示のみ。

  1. 「ENTER」キーを押し、設定を確定します。

  2. 「MEAS/CAL」キーを押します。トルク表示(測定)に戻ります。

  3. 初期マッチング設定を行います。
    トルク検出器と接続し、トルク検出器に合わせて「MENU(メニュー)」の各項目の設定とゼロ補正操作を行ってください。操作については TS-2700 取扱説明書を参照ください。また、操作の概要については、こちらのFAQ「TS-2700設定されているゼロ補正値を確認する方法 」を参照ください。

  4. 測定状態で無負荷のとき、トルクのアナログ出力電圧が0Vになっていることを確認します。

 

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