(4) 温度の影響
より高精度な測定を行うために、温度の影響を補正することが出来ます。温度が大幅に変るとトーションバーのばね定数が変り、
トルク値に対する位相差が微妙に変化します。
温度が高くなる程、大きい方向にトルク表示されます。トルク検出器の取扱説明書には下記のように温度係数が記載されています。
(例)温度係数 0.03%/℃
温度の影響は下記(5)の式で補正することが出来ます。なお、トルク検出器全体の要因から Zero
の変化がありますので、暖機運転を行い、トルク検出器の温度が安定してから、Zero調整して測定するようにします。
(5) 温度特性の補償方法
検出器の銘板には社内試験時の FACTOR、RANGE(または CAPACITY)及び TEMP(トーションバーの温度)T1 が明記されています。
測定時のトーションバーの温度 T2 は軸端部の温度とほとんど同じですので、温度が安定した状態で測定してください。
■計測終了後に測定値を補正するには次式によります
(例)
T1=15℃、T2=45℃ 温度係数 0.03%/℃ 測定値25.00 N・m
実際の値=(測定値)÷{1+(0.03(T2−T1)÷100)}
=24.78 N・m
詳細はトルク検出器取説を参照ください。