音響・振動のプロとして「音をデザイン」する

須田 直樹

コンサルティンググループ リーダー 1997年入社

 

入社動機
大学院で音響・振動の研究をしていた中、当時当社の関連会社であった「オンテックR&D株式会社」(コンサルティンググループの前身)主催のセミナー参加した際、講義やお話が素晴らしかったので、「ぜひこの会社に入れてください」と手紙を出しました。 幸運にも入社後から現在まで、やりたかった仕事を続けさせていただいております。


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リフレッシュ休暇で行った、オーストラリア・ケアンズ公園の公共バーベキュー施設 学生の頃から音楽の演奏が好きで、週末はどこかで演奏していることが多かったですが、子供が生まれてからは、週末はほとんど子供と過ごしています。


鉄道博物館にて

現在幼稚園に通っていますが、鉄道が大好きで、週末は電車に乗ってでかけたり、鉄道に関係するイベントや博物館などにもよくでかけます。 おかげで私も鉄道が好きになりました。

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音響・振動のプロと業界のプロが取り組む課題解決

現在私は、コンサルティンググループで、お客様が抱える音響・振動の課題に対するソリューションを、ハード/ソフトウェア、計測、分析、解析を通して提供しています。
具体的には、環境騒音予測ソフトウェア「SoundPLAN」の販売・技術サポート、騒音予測計算業務、実験、シミュレーションを用いた騒音・振動低減コンサルティング、振動モード解析ソフトウェア「ME'scopeVES」のお客様向けトレーニング・技術サポートといったところです。
お客様となる業界は、自動車、電機、デジタル・オフィス機器、医療機器、建築・土木、重工業、材料メーカ、と非常に幅が広く、音響・振動に関するさまざまな課題に取り組んでいます。

騒音・振動の低減のためのコンサルティングが多いのですが、最近では、騒音・振動を低減するだけでなく、物理的な測定・解析に加えて人間の感覚を数値化するための主観評価技術も駆使し、「好ましい音」を追及するコンサルティングも行っています。
お客様はその業界・ご担当の製品においてはプロフェッショナルな方達ばかりですから、お客様と一緒に仕事をすることで、様々な業界や製品と音響・振動の関係について勉強することができ、自分のスキルアップにつながっていると強く感じます。
当グループのメンバーはそれぞれ得意な分野を持ち、さらに計測器の開発部門や企画部門、経験豊富な営業技術のメンバーも頼もしい仲間であり、一つひとつの業務をしっかりしたバックボーンをもって行うことができていると思います。



人との出会いが自分を成長させる

仕事では客先や学会などで外出することが多く、そこで優秀な方々とお会いすることが多々あります。 そのような方々と一緒に仕事をさせていただくと、「自分はまだまだ」と思う一方で、成果を一つ一つ積み上げ、評価をいただくことが、自分にとって何よりも自信になります。
また、「SoundPLAN」の製造・販売元(ドイツ・アメリカ)との技術や販売のやりとりを通して、 英語によるコミュニケーションを少し上達させることができました。
会話はまだまだですが、これが意外と他の仕事でも活かせる場面があるんです。
他にも、実験・シミュレーション技術や物理的な知見、お客様に満足いただけるための仕事の進め方やコミュニケーション、プレゼンテーションなど勉強することはたくさんあります。
さまざまな出会いを糧にどんどん自分を成長させていきたいですね。
そのためにも、英語力を少しずつでも上げ、自分がまだメインで担当していない技術分野も経験しモノにしていきたいと思っています。



メッセージ

学生時代は専門分野の勉強や周りの方々との交流を通して様々な体験をされることと思いますが、そうした自分の将来に強く影響を与える出会いや体験の中で、その時に感じたことや、将来の仕事としてその会社を選択した時の志を大切にしてください。 社会人になって様々な困難に直面したときに、それを乗り越えるための丈夫なバネになると思います。 また、サービス精神旺盛な方と一緒に仕事をしたいですね。 お客様や関係者への気配りができると、必然的にどんな仕事が必要かに気付くようになります。



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