大越 勝

グローバルサポートグループ グループマネージャー 1998年入社

入社動機
学生時代、音響工学を専攻し、当社と共同研究をしていました。
そこからの自然な流れというか、もっと音の世界を追求してみたいと思い入社しました。


キャリアステップ

1998年
入社・研修
音質評価システム、測定器の販売を担当。
最先端の音質評価、解析技術を学ぶためドイツに1ヶ月留学。

1999年
自動車メーカーに出向。
変動音解析に携わる。

2002年
技術開発グループでお客様の特注品開発、異音解析に携わる。

2007年
商品企画グループでFFTアナライザー等の企画を担当。

2013年
音響・振動の課題解決をするコンサルティング業務。

2015年
東南アジア・タイの現地法人へ出向。

2019年7月
セミナーグループに配属。

2020年4月
グローバルサポートグループに組織変更。


音に対する人間の感覚を可視化する

2013年より、コンサルティンググループで、音響・振動に関する受託計測をしていました。 コンサルティングは、製品ではなく音響・振動に関するノウハウを提供する仕事。
今は、音の主観評価の研究に取り組んでいます。
音というのは Hzや dBといった数値化できる評価と、「やさしい音」「固い音」といった感覚的な評価があります。
この人間の感覚的なものを指標化、定式化し、統計的にまとめたり、評価数値を色やグラフ、アニメーションに置き換えて可視化できるようにしています。



やりたいことをやらせてもらえる最高の職場環境

私は学生時代に研究していた音の世界をさらに追求したくて入社しました。
入社1年目からドイツに留学させてもらったり、2年目から3年間、自動車メーカーとの共同開発に従事させていただいたりしました。
それぞれの環境で音に関する専門知識を身につけることはもちろんのこと、異文化環境での研究や、
巨大企業の体制など学ぶことが多くありました。 また、私はモノづくりの川上から川下まで関わりたいという気持ちを強く持っていましたので、自ら望んで、当社の根幹を支えるカタログ製品「DS-3000」や「Oscope」の企画に携わりました。
企画という役割は、数年後のマーケットのニーズを予測し、お客様と営業、技術をつなぐ仕事ですので、全体を俯瞰した視野や各所をまとめる能力が身につきました。
これは現在のコンサルティングの仕事にも役に立っています。



ASEAN地域の【プロモーション】を担って

2015年より東南アジア・タイの現地法人へ出向し、ASEAN地域の【プロモーション活動】をしています。
オフィスのあるタイを始め、ベトナム・マレーシアにも定期的に訪問し、音・振動・回転・トルクなど、様々な計測器の 【プロモーションセールス】を日々行っています。
これまで所属してきた商品企画・コンサルティング部門などでの経験を活かし、単なる製品紹介ではなく、 技術的なアドバイスのできる活動を心がけています。



【国内から海外】へ、開拓精神という誇りをもって

商品企画部門などを経て、その後配属となったコンサルティング部門では、お客様の困りごとを聞き、それを解決するための提案および計測を行う、という難しい業務内容でしたが、今の【役割】にとても役に立つスキルが身についたと思います。 【海外の市場を開拓するという】仕事は、人としての総合力が問われます。
文化の違う海外のお客様へのセールストーク、タイ人スタッフとのコミュニケーション、日本の常識が通用しない東南アジアでの生活・食事などなど。正直苦労はとても多いですが、「自分が海外のお客様を開拓しているんだ」、という誇りを持って、新しいお客様のドアをたたいています。



モデルキャリア プロジェクトストーリー