品質への取り組み

Commitment to Quality

  1. TOP
  2. サステナビリティ
  3. 社会
  4. 品質への取り組み

お客様の安心を支える「法規」と「基準」

世界の「排出ガス」と「燃費」に関する法規を網羅
~認証法規グループ~

当社の品質保証ブロックに属する「認証法規グループ」は自動車等に関する排出ガスや燃費の規制法規を担当しています。具体的には、世界各国の最新の法規を確認、解釈し、当社製品に関連付けた法規情報として、法規要件リスト、試験フロー等を作成し、法規ベースラインとして関係部門に展開しています。

当グループでは、法規に関連する受注プロジェクトの適合性の確認や最新法規の説明会、法規勉強会による教育の実施など、法規への理解を深め、品質と作業効率の向上を目指しています。グループマネージャーを務める山口は語ります。

「当グループが2021年に発足する以前は、お客様からのご依頼に応じて法規調査を行っていましたが、発足後は、各国の法規制に関する情報を常時監視する体制を整え、法規改正を主体的に管理する取り組みを進めています。

これにより、製品への法規対応を計画的に実施できるようになり、お客様に対しても的確なご提案が可能となりました。

当社製品が関連法規を確実に満たし、お客様の課題解決に貢献する提案活動を推進することが、当グループの重要な役割と考えています」
世界各国の排出ガスと燃費に関する法規を網羅する認証法規グループのイメージ

認証法規グループ

認証法規グループのメンバー

当社製品を世界各国で通用する「JCSS校正」に適合
~品質管理グループ~

当社の品質保証ブロックに属する「品質管理グループ」は、製造部門と連携し当社製品の品質を高め、「不良品を入れない、作らない、出さない」をモットーに日々業務を行っています。量産試作での評価や部品の受入検査、製造工程の検査データ確認など、各工程で品質を担保しています。またその他の業務として、市場不良の調査、再発防止や不適合部品の是正処置、ソフトウエアのテストなども行っています。

また当グループでは、早くからJCSS(Japan Calibration Service System)校正への対応を積極的に進めています。これにより計量法に基づく計量トレーサビリティを確保し、計測器の測定結果の国際的な整合性を担保することができます。当社ではまず2005年に「音響・超音波」区分の国際MRA対応のJCSS校正事業者としてIAJapan(独立行政法人製品評価技術基盤機構認定センター)より認定を受けました。その後2012年に「振動加速度」、2013年に「トルク」、2014年に「流量・流速」、2015年に「電気(直流・低周波)」、2019年に「速さ」、2022年に「時間・周波数及び回転速度」と区分を7つまで追加し、校正専門機関を除くと上位の取得数です。
JCSS校正に対応した品質管理グループのメンバー集合写真

※写真は2025年3月時点

品質管理グループ

品質管理グループのメンバー