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東京大学と「社会連携講座」を開設

当社は現在、東京大学大学院新領域創成科学研究科と「電気自動車の振動計測制御に関する社会連携講座」に取り組んでいます。社会連携講座とは、公共性の高い共通の課題について、共同して研究を実施しようとする民間等外部の機関から受け入れる経費等を活用して、学部や研究科等の教育研究を行う機関に設置されるものです。

本講座は、東京大学大学院新領域創成科学研究科に設置され、設置期間は2026年3月31日までを予定しています。

本講座では、藤本博志教授を含む2教員と複数の研究員・大学院生が「クリーンかつ快適な電気自動車社会の実現」を目指し、研究開発を実施中です。

大越社長と藤本教授が電気自動車の前でポーズを取っている様子

写真左:大越社長、右:藤本教授

研究室で藤本教授がコンピュータモニターを使用して電気自動車の振動計測や制御に関する研究を行っている様子

日本初の走行中給電実証実験へ協力

東京大学をはじめ、株式会社ブリヂストン、日本精工株式会社、ローム株式会社、東洋電機製造株式会社、株式会社デンソー、三井不動産株式会社、SWCC株式会社、株式会社カーメイト、千葉大学宮城研究室の共同研究グループ(以下、当研究グループ)では、2018年より走行中給電システムの研究を実施してきました。

2023年10月3日、柏の葉スマートシティ内にて、日本初の「公道における走行中給電実証実験」を開始しました。この実験は、東京大学、柏市、その他関係機関と柏ITS推進協議会の枠組みによる「電気自動車への走行中給電技術開発の取り組み」で実施しました。

本取り組みにおいて、当社はRC-S実車トランジェントベンチを提供し、坂路再現や走行空間を再現。走行中給電を活用した走行経路最適化を実現するための研究に貢献しています。

走行中給電の公道実証実験出発式で、Mitsui Garden Hotelの前に停車した実証実験車両と、その前に立つ参加者たちの様子

走行中給電の公道実証実験出発式(2023年10月13日)の様子

走行中給電実証実験車両の側面に貼られた企業や団体のロゴ