

人財戦略
Human Resource Strategy
位置づけ
当社では、マテリアリティで掲げる「ウェルビーイングな社会の実現」や当社の果たすべきミッションを念頭に、社員個々のウェルビーイングを高め、ビジョン実現という目標に向けた人財戦略と事業戦略の統合を図りました。当社の人事部門は人財開発のみならず組織開発(関係性強化)の役割も担い、人財戦略・事業戦略の両軸から「人財」「組織(仕組み)」「風土・文化」の3つの観点での構造改革に取り組んでいます(中期経営計画の3つ目のテーマ「構造改革」で推進)。個人・組織の成長に寄与する環境の実現により、従業員のエンゲージメントを醸成し、創業の精神を受け継ぐ「挑戦する組織」を実現する人財の育成を促進していきます。

人財戦略
当社では、企業理念の下、中期経営計画の「3つの観点」と連動した3つの柱を人財戦略として策定しています。
1.人財
事業推進力を高めるためのイノベーションの創出(探求心・自律心)、つながる力(顧客や社会課題への理解)の強化
2.組織(仕組み)
個の成長と活躍の支援(企業の成長との両輪)
3.風土・文化
人権の尊重、ダイバーシティ&インクルージョン(企業活動の基礎)

人事施策
人財戦略の実現に向け、4つの人事施策を重点的に実行しています。
1.課題解決力の向上
- 価値観の共有、DXの活用、未来洞察等、社員同士や社会とつながる力の強化
- マーケティング力の強化 等
2.個の成長と活躍の支援
- タレントマネジメントによる人財ポートフォリオの構築
- 人財育成プログラムによる成長促進等
3.働きがいの向上
- 方針/戦略の共有
- 成長機会の提供
- 多様な人財の育成および獲得
- 人事制度の改革 等
4.働きやすさの向上
- 企業風土の改善(心理的安全性、挑戦を褒める風土等)
- 多様で柔軟な働き方の整備(フレックス勤務、在宅勤務等)
- 健康経営への取り組み 等
人財育成プログラム
当社では、社員一人ひとりが自らの目標に向けて成長することを目的に、選択式の研修も含めた以下のような人財育成プログラムを設けています。
OJT
各研修で学んだことを業務で実践する部内教育(業務スキル/技術スキル)
※入社時研修
各部門での研修(ソフト、UX、営業、マーケティング、製造、開発設計)/内燃機関の基礎/自動車運転技術
海外人財
海外短期研修/商習慣/語学/リモートマネジメント
専門教育
技術ゼミ/RPA/外部公開講座/自動車工学基礎
各種リテラシー
ロジカルコミュニケーション/レジリエンス/プロアクティブ/語学/文章読解・作成能力/未来洞察/マーケティング/MBD
マネジメント研修
部署長/新任考課者/新任管理職/新任係長
基礎スキル、知識
コンプライアンス/ビジネスマナー/ビジネススキル/安全衛生/品質教育