

事業概要
Business Overview
事業セグメント
計測機器セグメント
各種センサー・表示機器類やソフトウエア、データ解析機器等の見込生産品
-
センサー・計測機器
回転・速度計測機器、寸法・変位計測機器、音響・振動計測機器、トルク計測機器、自動車性能計測機器 等
-
データ収集・解析システム
FFTアナライザー、データレコーダー、各種計測システム、ソフトウエア 等
特注試験装置およびサービスセグメント
研究開発や品質管理用の特注試験装置、各種サービス等の個別受注生産品
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くるま開発ソリューション
ラボラトリーオートメーション用のシステムやアプリケーション、各種試験装置 等
-
E&S エンジニアリング&ソリューション
音響・振動に関するコンサルティングサービス、当社製品のアフターサービス、エンジニアリングサービス 等
主要製品
主要標準品(製品グループ別)
- 回転
- 速度計測機器 回転検出器、回転計、カウンタ、エレべータ速度計、 ライン速度センサー、アンプ、伝送器
- 寸法
- 変位計測機器 ロータリエンコーダー(複相)、リニアゲージ、デジタルゲージ、接触式厚さ計、精密角度計、 ギャップディテクタ、非接触厚さ計、レーザー干渉変位計、レーザー測長器
- データ処理
解析装置 - リアルタイムアナライザー、FFTアナライザー、音響計測機器、振動・応力計測機器、設備診断機器、 計測用マイクロホン、品質管理用計器、データレコーダー
- トルク計測
機器 - トルク検出器、トルク表示器、モーター特性試験装置
- 自動車性能
計測機器 - エンジン回転計、負荷検定器、流量計、テストベンチ用計測器、ギアテスタ、 精密燃料消費測定装置、燃焼解析装置、走行性能測定装置、車速計
- 周辺機器および
その他 - 周波数―電圧変換器、デジタル―アナログ変換器、その他
主要システム品(分野別)
- 自動車関連業界
- 自動車排出ガス試験装置、実車走行騒音測定システム、精密燃料消費測定システム、 エンジン性能試験装置、エンジン耐久試験装置、駆動系(トランスアクスル)性能試験装置、 エンジンラボオートメーションシステム、シャシーダイナモメータシステム、予測制御方式エンジン運転装置、 実走シミュレーションロボットシステム 走行データ収録解析装置、燃焼解析装置、噴射ポンプテストシステム、パワートレイン系伝達誤差測定解析システム 歯車試験装置、音響振動解析装置、電気自動車用モーター試験装置、ライディングシミュレータ、タイヤユニフォーミティテスタ
- 鉄鋼業界
- 高速・自動マーキングシステム、自動測長システム、デジタル制御装置、寸法計測システム
- 化学業界
- 連続走行物体切断ロボットシステム、製品欠点追跡ロボットシステム、錠剤欠点監視装置、 缶詰ライン巻締計測システム
- 電機・電子業界
- モータ用トルク計測装置、モーター特性試験装置、ねじり振動監視装置、モータ速度指令・表示装置 カーエレクトロニクス開発・研究用システム、ウエハ厚さ計測装置
- 機械業界
- 混合物密度分布測定装置、大型プレス用エネルギー計測装置、大方船舶搭載用エンジン出力計測装置 大型軸馬力計測監視装置、プラスチック歯車試験装置
- その他の業界
- タービンブレード振動計測装置、列車運転監視装置、騒音波形解析装置、自動厚さ測定装置、画像処理装置
- 輸出
- エンジン性能試験装置、エンジン耐久試験装置、走行データ収録解析装置、シャシーダイナモメータシステム 圧延機用デジタル制御装置、速度監視システム、モータ特性試験装置、 駆動系(トランスアクスル)性能試験装置 エンジンラボオートメーションシステム、実走シミュレーションロボットシステム、燃焼解析装置 デフユニットテスタ
売上構成(2023年)
分野別

- 四輪
- 35%
- 二輪
- 16%
- 自動車関連
- 13%
- 機械
- 8%
- 農機・建機
- 7%
- 軽電
- 6%
- 重電
- 2%
- その他
- 13%
セグメント別
計測機器

- 機械
- 20%
- 自動車関連
- 15%
- 軽電
- 15%
- 四輪
- 13%
- 重電
- 4%
- 農機・建機
- 3%
- その他
- 30%
これまでの取り組み
2023年は、無線電圧計測モジュール
WV-1100の発売やデジタル回転計のモデルチェンジ等、開発・生産現場のDX・スマートファクトリー化に貢献できる製品の提供を開始しました。
また、角度軸信号計測ソフトウェアExAngleやノイズテスティング・ソフトウェア
GN-1200の発売等、次世代自動車を中心とした新たなモビリティ社会の実現とカーボンニュートラル達成に貢献できる製品開発にも取り組みました。
今後の戦略
本セグメントでは、常々変化していくユーザーニーズに応じ、2024年も継続して新製品の開発およびシーズ獲得のための技術研究を行っていきます。2023年に発売したExAngleは新たに水素エンジンに対応したモデルの発売も予定しており、さらなる次世代開発への貢献を目指します。 また調達面では一部部品にて供給の不安定さが継続しており、引き続き正常化に向けて取り組んでいきます。
一方で販売面では、アジア地域を中心とした海外市場での販売強化を目指します。今後は海外現地法人との連携をより一層強化し、サービス体制の拡充とともにグローバル市場での拡販を図っていきます。
また、Web展示会やウェビナーといった販売面でのDXもより一層推進させ、これをマーケティング分野にも応用し、新市場の開拓も行っていきます。
特注試験装置およびサービス

- 四輪
- 47%
- 二輪
- 23%
- 自動車関連
- 12%
- 農機・建機
- 9%
- その他
- 9%

これまでの取り組み
2023年は、自動車業界向けに自動計測制御システム
FAMS-R6を新たに発売し、日々多様化する開発課題を解決すべく“つながる”技術を活かした“新しい試験のかたち”の提供を開始しました。
また、音環境への取組みとしてクラウドサービスSound
Oneの提供開始や、新たなコトビジネスへの参入として計測技術を活かしたEVのベンチマーキングレポートの販売を開始し、当社の成長戦略を実現するための取り組みを推し進めました。

今後の戦略
くるま開発ソリューション分野では、新製品であるFAMS-R6を中心に、当社の「はかる・わかる・つながる」という計測の力を活かし、まずはモビリティー領域での温室効果ガス排出量削減への貢献を目指していきます。
E&S分野では、クラウドサービスSound
Oneの販売をさらに加速させ、幅広い分野での音環境の改善や社会的課題の解決に挑戦します。また、ベンチマーキングレポート販売においては、対象車両や試験項目を拡充し、次世代自動車開発の発展に貢献していきます。これらコトビジネスの拡大により、当社のビジョン実現に向けたさらなる顧客価値創造を目指すだけでなく、コトビジネスで培った新たなスキルや市場情報を従来製品にもフィードバックさせることで、会社全体の成長にも繋げていきます。